2019/07/31
【福島】「ブラウン管のテレビがなくなったように、アスファルトは見かけられなくなる」猛スピードで変化する常識

前日に引き続き今日は駐車場の透水性コンクリート打設!常識ほど不確かなものはない!
製造:鈴木建業所、施工:アネシス-K(98m2、厚さ100mm、お家のまわり全部)
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_809.html
おうちの周り全部!水たまりも、勾配も、草むしりからも解放される一生
常識ほど不確かなものはない。
江戸時代から生きてる人は現代にはいないはずだ。
ただ、江戸時代の常識は徒歩ONLYだ。
今郊外あるいは地方に暮らす人たちにとって車はなくてはならない。
どころか、あることすら意識しない。
あまりに当たり前。
常識。
車のある暮らし。
江戸時代に暮らす人たちの暮らしぶりは「信じられない」類のものとなる。
そして、
・水たまり
・勾配
・草むしり
もそういった類の「信じられない」になっていく。
日々実感があるのだ。
前日の犬走りに続き今日は駐車場の打設。とても広いお宅の外構工事ということで2日間合計で200m2にも及ぶ。
2日目ともなれば慣れたものだ。端部は車両の乗り入れで特に荷重がかかりやすく、タンパー(写真黄色)できちんと抑え込む。
完成。
土間コンは残るだろうけれど、アスファルトは絶滅するかもしれない。
精製技術の発展により、
「わざわざ化石燃料を燃やして取り出している残渣」
アスファルトはSDGsの現代に分が悪い。
ただでさえ、化石燃料は耐久性が低い、という弱点がある。
マイクロプラスチックがこれだけ悪者にされている。
唯一、
「冷めたら固まる」
というスピードのみ今はアスファルトの強みとなっている。
ただし、混和剤やセメントの研究いかんによっては、コンクリートもその点をブレイクスルーできるはずだ。
今や技術は飽和している。
このお宅のお施主さんは一生草むしり、水たまり、勾配といったものから解放される。
もはやそれは、
となりの家のテレビは白黒だけ、どうちはカラー
という構図に近い。
となりの家の駐車場は傾斜がついていてスリットから雑草がはえるけど、うちのは透水性コンクリート
みたいな。
常識は変化する。
今一体どれだけの家庭にブラウン管のテレビが置いてあるだろう。
黒電話も同じだ。
スマホのない家庭は?
それと同じように。
ちょっと先の未来では、水を通さないコンクリートは見かけられなくなるのだ。
この僕が約束しよう。
生コンでいいこと。
宮本充也