2019/10/02
【岐阜】「雨のたびにビショビショ、ドロドロ」透水性コンクリート普及の本質

牛乳の配達をやっておられるおたくで建物に雨どいがなく足もとが雨の度にビショビショ、ドロドロになり不便な為ネット検索で【庭コン】を見つけた。施工は数日に分けて行われ今回は初日の様子。
製造:白川生コン、施工:小坂和由プロダクション
雨のたびにビショビショ、ドロドロ
施工Before。
雨樋(あまどい)もなく、降雨のたびに足元がぬかるみ不便だったそうだ。
施工開始!透水性コンクリートは写真のように任意の箇所で止め枠を設置し打設直後に撤去(ピンカドができる)が可能。
初めての施工ながらも順調な進捗は白川共同生コンの施工指導も一役買っている(白川生コンで以前開催された見学会:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/post_539.html)
透水性コンクリートの連鎖は始まっている。
ブログやらで情報発信をする。
これで、3年と7ヶ月毎日3本以上リリースしてきたことになる。
見学会(あるいはセミナー)もなるべく毎日日本のどこかで開催するようにしている。
興味を持った方が実物を体験できるようにするためだ。
その都度、今回の白川生コンさんのような生コン工場が協力に名乗り出てくれる。
すると、そこに施工が生まれる。
施工者はその施工性を納得して次に採用する。
その採用現場は今回のように見学会となったりあるいはブログとして実績を報告される。
それを見た誰かが・・・。
15年前に始まった小粒の石ころは少しずつ勢いを増して、雪だるまのようにだんだんだんだん大きくなってその速度も増している。
縦割り階層型の産業ヒエラルキーの仕事じゃない。
元請け、下請け、孫請け・・・。
そんな階層構造を一切否定した新しい流通が生まれようとしている。
生コンとITの出会いは必然だ。
施主と施工者と製造者が直接繋がる。
情報格差に苛まれない。
ものづくりだけに全ての予算を投じることができる。
そんな産業構造の創造が透水性コンクリート普及の本質だ。
施工は2日目に続く。
宮本充也