2020/01/19
【埼玉】「壊れた自然と人との関係を取り戻せる人たち」施工者・製造者

埼玉県三郷市。岡庭建材工業。定例で開催される施工見学会には2社の施工会社の方々がご参加。ミゾレ混じりの中熱心に施工体験。0.5m3(およそ4m2)。
製造:岡庭建材工業、施工体験参加施工者:クリエーティブ、村田企画開発。
首都圏(千葉・茨城・埼玉・東京・神奈川)+静岡では毎月定例!
https://www.nr-mix.co.jp/calendar/index.html
まずは座学で生コンでいいこと「透水性コンクリート」の説明。
とにかく従来の普通生コンによる土間コンとの違いを説明。
⚫︎30分で全てが終わる
⚫︎特殊な道具必要ない
⚫︎水勾配いらない
⚫︎クレームが発生しづらい
座学の時点では半信半疑。
ほんまかいな。
しかも、説明しているのがまさつぐ。
ただでさえ何いってるかわからない。
その不安が立ち込めた頃合いに施工体験会スタート!!
生コンとは要領が異なる。
スランプといって生コンのやわらかいかたいを表す指標がない。
(いうなればスランプ0)
濡れた砂利のような生コンを敷設し、写真のようなトンボまたはプラゴテを用いて均していく。
続いてプレート転圧(締め固め)。
写真は幅広型を使っているが通常のプレートでもOK。
以上、施工完了。
まさつぐの説明ではイマイチ半信半疑だったその性能はこうして百聞は一見にしかずで知られることになる。
毎日続くよ生コンでいいこと体験会(セミナー)!
https://www.nr-mix.co.jp/calendar/index.html
もう、DIYだってできちゃう生コンなのだ。
そのうち「やったことないから施工できません」なんて言ってると笑われるよ。
「じゃ、プロじゃないってことですね」って。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_7.html
(昨年ブレイクしたDIYによる透水性コンクリートのまとめ記事)
動画は施工経験のない女子2名による施工。
⚫︎草とりから解放されたい
⚫︎水はけに困っている(水勾配、排水設備)
このワードが出てきた時に透水性コンクリートを提案できない施工者ははっきり言ってぽんこつだ。
勉強不足もいいとこだ。
絶対に取り残されるであろう。
降雨は地面に吸収されることなく排水設備にコントロールされ河川、そして大洋に廃棄される。
このところのゲリラ豪雨や冠水被害はどうだ。
排水設備の「想定外」の雨が降る。
「想定外」とは何様のつもりだ。
この「常識」はたった100年でできたもの。
一方、200年前にはどうだったか。
降雨はそのまま地面に吸収され、地下水系に還元されていた。
水は草木の根っこにきちんと届き豊かにしていた。
人々は大地に蓋をすることなくそんな緑と共生していた。
湧水は豊かだった。
さあ、目を覚そう。
ここ100年で壊してしまった自然と人の関係性。
その実践ができるのは僕たち現場のラストマイル。
⚫︎施工者
⚫︎製造者
しかいないのだ。
宮本充也