2020/01/26
「逆に勾配がある場合でも透水性コンクリート!」残土発生抑制

透水性コンクリートの強みを「真っ平らにできる」「水勾配がいらない」としているが、毛受建材ダイソンに言わせれば「逆に勾配がある場合でも透水性コンクリート!」。ダレない施工性は急勾配にも適応可能は隠れた強み?
平らでも急勾配でも透水性コンクリート
これは極端な例かもしれないが透水性コンクリートならこうした急勾配にも打設(施工)することが可能。
通常の生コンの場合はこうはいかない。
スランプというパラメーターで測られる生コンは流動体。
こうした急勾配に施工をするとダレてしまうので不可能なのだ。
一方、真っ平らにできることも透水性コンクリートの特徴(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_988.html)。
「それって普通の生コンもできるじゃん」
というツッコミには待ってました!と答えたい。
舗装には排水が付き物と考えられていて、さもなければ水たまり、水浸しで舗装の機能を十分に発揮できないのだ。
だから、普通の生コンの場合は水勾配といって2%程度の傾斜が必要となる。
水はその傾斜を伝って排水設備(U字溝など)に誘導される。
急勾配が可能なことで減らせる労務や残土。
毛受建材の至宝ダイソンに気づかされた。
「透水性コンクリートを採用することですきとり作業や残土処分が軽減される」
目から鱗だ。
さすがは、ダイソン。
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」
ではない。
毛受建材に勤める大村さんの異名はダイソン。
吸引力が変わらないに関しては同じかもしれない。
その何事にも前向き積極的なその学ぶ姿勢や吸収力は普遍的だ。
確かに通常の生コンの場合急勾配だったりするとすきとりといって地盤を削って勾配を緩やかにする作業が発生する。
その作業ももちろんだけど、削った時に発生する残土。
これも処分するのにお金も時間もかかる。
その点透水性コンクリート。
既出のとおりで地盤にそのまま擦り付け施工が可能。
すきとりにかかる時間や手間。
さらには、発生土(残土)も無い。
これって結構すごいことなのでは無いだろうか。
改めて思う。
日本中の施工者の皆さんはなんで今日も明日も「選べない」という認識の元普通の土間コンで苦しんでいるのだろう。
その数は数千、数万人に登る。
その気の毒な施工者の群れ。
今日も、明日も、すきとり残土を処分して1日がかりで土間コンを施工する。
透水性コンクリートという認知さえあればそうした苦しみから解放されるのに。
だから、今日も続ける毎日ブログ3本以上。
来月末でいよいよ丸4年。
絶対変えてみせる。
建設の常識。
「逆に勾配がある場合でも透水性コンクリート!」
宮本充也