長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/01/05

「アスファルト舗装とマイクロプラスチックは無関係なのか?」(pt1)

「アスファルト舗装とマイクロプラスチックは無関係なのか?」(pt1)

(画像はhttps://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_844.htmlから引用)


近年耳目を集めているマイクロプラスチック問題。舗装施工管理技士取得の準備を始めたとは言え僕はコンクリートの専門家であり、アスファルトの専門家ではない。ただ、知れば知るほどアスファルト舗装とマイクロプラスチックの因果関係を疑う。「アスファルト舗装とマイクロプラスチックは無関係なのかいなのか?」(pt1)。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_844.html



どうしてアスファルトとマイクロプラスチックに課題を立てたのか?

現時点でははっきり言って素人に毛が生えた程度だ。

ただ、透水性コンクリートの歴史で言えば15年。

舗装との付き合いはそれなりにある。

また、人脈についても大手道路会社など数えればキリがない。

手前味噌だが本サイト「生コンポータル」の発信力は有数と言っていい。

そんな生コンポータルでは今後、

⚫︎アスファルト

⚫︎マイクロプラスチック

両者の因果関係を探りたいと考えている。

理由はいくつか挙げられる。


まず、

⚫︎我が国ではコンクリート舗装が不当にマイナリティに追いやられている

と考えている。

95:5の5がコンクリート舗装は先進国各国と比べても少なすぎる。

生コン産業に身を寄せる1としては課題を立てざるを得ない。

この現実に変化を起こすことができれば生コン産業の需要開拓に貢献できると考えている。

⚫︎近年沸騰するマイクロプラスチック問題というトレンド

は海洋汚染やスターバックスのプラスチックストロー廃止などトレンドとなっている。

生コンもアスファルトも工業製品はどうしても世間の関心を得られづらい。

そのため、どうしても産業構造が内向きになってしまう。

DIYなんかもそうだがマイクロプラスチックなどいわゆる「キャッチー」なテーマと生コンを結びつけることでより流動的で高通気性な産業構造を期待している。


現時点で、

「アスファルトは多量のマイクロプラスチックを生み出している」

というのは僕の個人的な仮説でしかない。

(ただ、事実としてアスファルト合材の成分には確かにプラスチックが含まれている)

インターネットを眺めてみても明確な因果関係を指摘している記事はごくわずかしかない。

だからこそこのテーマは論じるべきだと思う。


アスファルト舗装を全否定するつもりはない。

プラスチックを全否定もしない。

いずれも現在の繁栄に必要不可欠な要因であることは議論を待たない。

僕が立てた課題は、

「アスファルトやプラスチックなどの工業製品をあつかう産業に比してセメント・コンクリート産業があまりにも閉鎖的・内向きであることがもたらす弊害」

にある。


「水の次に流通する材料」

「インフラの基礎資材」

生コン産業の歴史は70年を数える。

年間人口1人あたり1立方メートルが生産される。

その生コンは僕が19年前に入職してから低迷の一途を辿っている。

その現場にブレイクスルーをもたらす。

産業を再定義する。

次なる社会の要請に応えられる生コン産業にアップデートするためにはあらゆる手段が必要だ。

いくつかある手段の中でも今後「情報発信」は産業に身を置くプロの責務だと思うようになった。



常にないテンションで書いていたら随分長い文章になってしまった。

次回からは、「マイクロプラスチックとはなんなのか?」から本テーマについて考察を深めていきたいと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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