2020/08/15
「グッドデザイン賞に続き《静岡ニュービジネス大賞》に挑戦するドライテック」pt1

飛んで火に入る夏の虫とはこういうことなのだと思う。毎度寄せられる「〜〜賞に応募しませんか?」というお誘い。「唯一絶対の評価者は市場と顧客」。逆にこちらが審査してやる。「もしも落としたらその賞の権威も失墜することになるのでご注意ください」。グッドデザイン賞1次選考は突破したようだ。「よかったね、首の皮一枚残って」。お次は、静岡ニュービジネス大賞。
⚫︎参考記事:「グッドデザイン賞に挑戦するドライテック」フッコー・長岡生コンクリート
静岡ニュービジネス大賞の体面を慮っています
おもん‐ぱか・る【▽慮る】
(出典:goo辞書)
前回のお誘いはグッドデザイン賞だった(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_1132.html)。
昨日パートナー企業フッコーの渡辺理(おさむ)さんに聞いたところではなんとか1次選考は首の皮一枚残ったという。
どちらが首の皮一枚か?
それは当然グッドデザイン賞側である。
万が一ドライテック事業を選考から外しても見ろ。
このあと圧倒的な成長を遂げ、その後で「グッドデザイン賞は価値を見る目がありませんね」と僕は折に触れてブログで書き続けるだろう。
その覚悟で落とせと言いたい。
僕のことをよく知る人はこのような賞には誘わない。
柳井正「唯一絶対の評価者は市場と顧客」を至言とし、この手の権威に対しては常に「どこから目線じゃ?」と内心疑念を抱いている。
そして今回はご縁のあるVC(ベンチャー・キャピタル)の静岡キャピタル坂部さんからのご推薦。
静岡ニュービジネス大賞への応募のお誘い(https://www.snbc.or.jp/newbiz.html)。
「ドライテック(透水性コンクリート)の普及事業を静岡ニュービジネス大賞に応募しませんか?」
坂部さんによれば、
「誰でも推薦するわけじゃないんですよ」
「静岡の権威に広く知ってもらえるチャンスです。この機会をぜひ生かしていただきたい」
おお、出た。
権威をチラつかせたマウント提案。
スイッチが入る。
「逆に気をつけてください。僕のビジネスを推薦する以上、仮に落としでもしたら大変な目にあいますよ。」
以下、審査員のお歴々。
4 審査委員
「静岡県ニュービジネス大賞」第二次審査における委員(予定)
・委員長 奥村 昭博 静岡県立大学副学長
・委 員 杉山 俊博 静岡県経済産業部 商工業局長
・委 員 水谷 林蔵 静岡キャピタル(株) 代表取締役社長
・委 員 池田 和久 (公財)静岡県産業振興財団 副理事長兼専務理事
・委 員 鴇田 勝彦 (一社)静岡県ニュービジネス協議会 会長
((株)TOKAI ホールディングス 代表取締役社長)
・委 員 古谷 博義 (一社)静岡県ニュービジネス協議会 副会長・企画戦略委員長
((株)ウェルビーフードシステム 代表取締役)
すみません、1人も知りません。
聞いたこともありません。
どなたか、柳井正さんとか孫正義さんのように圧倒的にビジネスで貢献なさっている方なんでしょうか?
さておき、そんなみなさんに審査してもらえるという光栄な機会。
委員のお一人には坂部さんの所属する静岡キャピタルの代表取締役社長も名を連ねている。
ドライテック事業についてはその静岡キャピタルがご推薦していただける見込みという。
これは、心配だ。
万が一ドライテック事業が落選でもしようものなら、この静岡ニュービジネス大賞の権威もろとも失墜してしまうことになるからだ。
そんなことをしてしまっては、大賞のみならず静岡キャピタルの権威に泥を塗ってしまうことになりかねない。
VCとは優位性のあるビジネスをアーリーステージで見出し、それを成長させ持って社会に貢献する企業。
万が一ドライテックが落選でもしてみろ。
静岡キャピタルへの営業妨害は甚大だ。
「静岡キャピタル(ニュービジネス大賞)、見る目ないじゃん」
てことになってしまう。
それだけは避けたい。
「坂部さん、社長さんにくれぐれもお伝えください。万が一落ちたら(大賞を逃したら)とんでもないご迷惑をおかけしてしまうことになるので、ご推薦いただけるということであればそれなりのお覚悟でお願いします。」
以下は、静岡ニュービジネス大賞の審査基準。
5 審査基準(詳細については、別途定める。)
○ ニュービジネス大賞・特別賞
・新規性(革新性・独創性)・収益性(成長性)・市場性(将来性)・社会性(環境・社会生活への貢献度)・起業家精神性(マインド)など
せっかくお誘いいただいた静岡ニュービジネス大賞。
施しには施し返しだ。
静岡キャピタル(代表取締役は先行委員の1人)は自社の評判に対するリスクをとってこの僕とドライテックを推挙いただくのだ。
その思いには報いたい。
しかも、1次先行が通ったらなんと大賞が決まるその会場は静岡県東部の三嶋大社となっている。
なんらかの因縁んだろうか。
実に数奇な巡り合わせだ。
ニュービジネス大賞の会場「三嶋大社」はこの僕、「宮本充也(みやもとみつや)」の名付けの神社。
つまり、この僕の名前は神につけられたもの。
その神の庇護のもとに事業に邁進するこの僕のビジネスモデルを万が一でも人(人間)の審査員が落としてもみろ。
神罰はどのような形で起きるのか、今から不安で仕方ない。
足がガクガク震えているし、タイピングもままならない。
ああ、これは落ちれない。
ドライテックを万が一静岡県ニュービジネス大賞から外れでもしたらどんな災が起きるか心配で仕方ない。
僕も頑張ります。
そして、審査員の皆さんもどうかくれぐれも努力していただきたいと思う。
本物を見出す力があるか、あなたたちは僕と同じく神の審査を受けるのです。
万が一にもドライテック事業を落としてしまったら、権威失墜はおろか、関係者全員に神罰が下されることだろう。
それなりの覚悟でお互いに頑張ろう。
pt2ではいよいよ審査基準に沿って審査への応募(https://www.snbc.or.jp/R2NBsuisen.doc)に進みたいと思う。
(pt2に続く)
宮本充也