2021/04/27
「カーテンゲートの舗装を兼ねた基礎としてドライテックは適応できるのか?」エクスショップ・TOKO

そもそもカーテンゲートとドライテックは相性がいい。カーテンゲート施工に際しては必ず水平(水勾配)が問題となる。ソリューションとしてのドライテックがそもそも基礎としての性能をも満足するのであれば、エクステリアの施工プロセスはより簡素化され悦びに満たされる。エクスショップ・ TOKOとの共同実験の様子。
⚫︎参考記事: 【福井】「ドライテックで舗装と基礎を兼ねるカーテンゲート」TOKO・エクスショップ
風速42mの風圧にも耐えられる基礎
ドライテックを舗装を兼ねた基礎として設置されたカーテンゲートの柱。
今回、耐風圧試験にかけることで基礎コンクリートとしての性能を満足しているかを試されるドライテック。
仮にコンクリート基礎と同等の性能が確認されればカーテンゲートの施工プロセスは簡素化される。
ただでさえ普段より勾配(水平)の問題に悩まされるカーテンゲート設置。
ドライテックにすることで真っ平らにできるため一発解消。
さらに基礎もドライテックで同日施工してすることができれば更なる価値を施工現場に届けることが可能となる。
風速42mの風圧はロープに結えられた錘を垂らすことで再現される。
実験時間は5分間。
その間柱が破断したり基礎コンクリートが引き抜けたりしないかを確認する。
実験開始。
風圧(錘の重さ)にカーテンゲートがかしいでいるのがわかる。
一方、柱は基礎と舗装に支えられびくともしていない。
実験終了。
柱はびくともせずドライテックが舗装を兼ねた基礎として機能したことが立証された。
実験の一部始終は生コンポータルYouTubeアカウント(生コンポータル)に収蔵されている。
あまり考えられない42mという風圧に5分間耐えたカーテンゲート(TOKO製)ももちろんすごいが、それを支えた舗装を兼ねたドライテックもすごい(自画自賛)。
ただ、まあ、実はここまでは想定通り。
実は、一番心配していたのは次の実験。
ベースプレート版基礎でもドライテックは舗装を兼ねた基礎としての性能を満足できるのか?
ベースプレートとは舗装版にアンカーでプレートを固定し、それを基礎とする形式。
つまり、ドライテックの重さはもちろんのこと、アンカーの固定強度なども試されるケース。
その模様は、#2 で紹介したいと思う。
これまで明るみにされなかったこうした事実がわかるのも、エクスショップやTOKOとの業種・業態を超えた協同のなせるもの。
これまで知られていなかったいろんなことがもっともっと明るみにされることで、エクステリアの施工現場はもっともっと明るくなる。
僕たちが明るく仕事をすることで、届けられる価値はもっともっとより良くなる。
エクステリアは世界の景色を規定している。
僕たちのやっている仕事は景色をより美しくする仕事。
「カーテンゲートの舗装を兼ねた基礎としてドライテックは適応できるのか?」
いよいよ#2 ベースプレートタイプに移る。
宮本充也