2018/07/25
「緑とコンクリート」 壁面緑化・造園・透水・隣接異業種

花と緑
好きですか?
僕はコンクリートなんて職業を選んだからか、
やけに花と緑を意識する。
スマホケースも、名刺入れも、小銭入れも、
グリーン
※レザーズインク社製
普段着も緑色をよく選ぶ。
これからの季節一斉に花と緑が萌え始める。
みどり、萌えー
「緑とコンクリート」
昨日のブログ、花とコンクリートと同様、
一見アンマッチな組み合わせのようだが、
僕はこの、「緑とコンクリート」の組み合わせに、
以前より商機を感じてきた。
そして事実、緑といえば造園業界だが、
これまで多くの緑の担い手の方たちと交流を重ねてきている。
そして、今日は、
壁面緑化
の現場見学に静岡県裾野市を訪ねている。
※脇島社長
※壁面緑化設置前、左手前の枠が壁面緑化の基盤
※他社品とのことだが、完成形はこんな感じになるそうだ
グリーンバイオ社の脇島社長とは数年来の間柄。
ヒメイワダレ草の販売を新事業として検討したのが最初。
生コンは冬場忙しくて夏場は夏枯れといって仕事が薄くなる。
ヒメイワダレ草の場合はその逆。
ということで、コンクリートと緑を意識して協業したのが始まり。
先日福岡出張の帰り道で新幹線でばったり出会った。
なんと、今日静岡県で壁面緑化の現場がある。
こういう偶然を僕は大切にしたいということで立ち寄らせていただいた。
脇島社長によれば、
壁面緑化と透水性コンクリートの相性はいいという。
写真のように壁に緑(ポット)を設置して建築に意匠性と癒しを付与する壁面緑化。ただし、植物であるだけに水の供給が欠かせない。壁(垂直)面に水を供給することはつまり壁直下の舗装に水が垂れることを意味する。通常、アスファルトやコンクリートが舗装されていて、水勾配がとられ供給された水の余剰分は排水されるのだけれど、時間がたつとその水道がコケ、カビなどによって汚れてしまう。そこで、直下の舗装に透水性コンクリートを施工することで壁面緑化工事と透水性コンクリート工事が相乗効果を生む
建築も土木も発注携帯はどうしても縦型にならざるを得ない。
元請けが受けて、それぞれの職種に発注する。
多種多様な工事業者を総括するのが元請けの仕事。
情報の流れもどうしても上意下達とならざるをえない。
そこに水平の脈を通してみて、
とある業種ととある業種がコラボすると、
とんでもない付加価値が生まれるかも。
今日の現場ではそうした可能性を感じることができた。
隣接異業種。
同じく、建築とか土木とか造園とかっていうカテゴリで仕事している人たち。
その人たちが交流することによって新たな発見が生まれる。
新幹線で奇跡的な再開を果たしたこのご縁。
緑とコンクリートの新たなる可能性が広がるきっかけだったとしたら、
それはそれで面白い。
みどり、萌えー。
透水性コンクリート×壁面緑化
今後も探求していきたいテーマの一つである。