2019/09/28
【東京】「防草シート、意味ない!」死地(しにち)における雑草・排水対策

東京都世田谷区。お施主様の宅盤は3m上にあり、一部死地になっていて草ぼうぼうに近隣住民から苦情が寄せられていた。防草シートを敷き砂利を敷いても効果なし。コンクリートにしても排水処理ができない。透水性コンクリートの採用。
製造:渋谷建材、施工:生コンポータル(直営、15m2、厚さ200mm)
防草シート、砂利敷き、効果なし。
宅地における敷地レイアウトの関係で一部死地(しにち)となり、そこに雑草が生え放題。近隣からの苦情が寄せられていた。
防草シート、実は全然効果無い。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_831.html
お施主さんもお困りのことだったろう。
ご自身の土地であるとはいえ、こんな狭くて低い土地、なんの価値も生まないばかりか、勝手放題雑草が繁茂し、蚊やらマダニやら蛇やら衛生面の問題を引き起こす。
ええい、それではコンクリートで埋めてしまえ!
でも、溜まってしまう水どうするの?
という問題が残る。
こんな狭くて低い敷地では排水ができない。
前門の虎後門の狼。
万事休す。
そこに現れたのが、「透水性コンクリート」という提案。
打設開始。透水性コンクリートなら狭い敷地でも楽々施工。
土間コンと違って金鏝仕上げがないプレート転圧一発仕上げ。施工も早い。
完成。これで永久に草は生えることなく、降雨は直接地下水系に還元され近隣に流出することはない。
地元の施工者や生コン工場から届く価値。
この現場は東京都世田谷区。
同日、岐阜と愛知で透水性コンクリートは施工されている。
それぞれの地元で地元の生コン工場から材料が届けられ地元の施工者が施工する。
そんな連鎖が始まっている。
雑草に悩まない。
地面は水をその場で吸収する。
その水は地下水形に還元され湧水や井戸水が復活する。
200年前の何にも覆われていなかった大地。
そして、現代の堅牢な足元の舗装。
二者択一じゃない。
超越。
自然と人が調和する世界の舗装。
それが、透水性コンクリート。
宮本充也