2018/10/29
エクステリアも人間と同じ?!土系舗装とドライテックの得手不得手|真砂土・土系舗装・透水性コンクリート・ドライテック・犬走り・雨裂

『一番輝ける場所』とは......?
『適材適所』とは「人の能力・特性などを正しく評価して、ふさわしい地位・仕事につけること」
(by Wikipedia)
人間の能力も『適材適所』によって輝いていくように
土間コンクリートを含めたエクステリアにも『適材適所』があるんです。
例えば、ナチュラルなテイストが人気な真砂土舗装。
これにも弱点があるんです。
それは「劣化しやすい(=耐久性が劣る)」ということ。
もしこの弱点を鑑みないで真砂土舗装にしてしまったとすると、
どんな風になるのでしょうか......?
こちらはとある生コンポータル代表ご自宅の北側(笑)
この場所、専門用語では『犬走り』と呼ばれるところです。
お家の裏のちょっと暗くてジメジメしたところ。
真砂土舗装は時間経過とともに、自然な風合いの変化が楽しめる素材ですが、
それはあくまで「風通しが良く、日当たりの良い場所」であればこそのお話。
逆の条件である「風通しが悪く、日当たりも悪い場所」での土系舗装は
ご覧のように苔が生えたり、カビが生えたりしてしまうのです......。
また雨が降り、それが流れていくと舗装面が劣化しやすくなってしまいます。
専門用語ではこれを『雨裂』(うれつ)と言います。
さらに真砂土などの土系舗装には雑草が生えやすい問題もあります。
特に犬走りのように狭くて、あまり目立たずメンテナンスしづらい場所になると
いつの間にか、
「草ボーボーになってる?!」
......なんてこともある訳で。こうなってくると
どんなに魅力溢れる真砂土舗装も、その輝きを失ってしまいます。
だからこそ『適材適所』なんです!
「狭くてじめじめ? 任せてください!」
透水性コンクリート『ドライテック』
そんなジメジメしやすい犬走りを
透水性コンクリート『ドライテック』で施工した写真がこちら。
透水性コンクリート『ドライテック』は
その名の通り、水をじゃんじゃん透す土間コンなので
ジメジメしやすい場所こそその本領を発揮します。
特に犬走りはその狭さから水勾配をつけにくく、
その点をとってみても『ドライテック』は打ってつけ!
おまけに雑草も生えにくいという特性もあるのです。
人間に得手不得手があるように
エクステリアの素材にも得手不得手があります。
それぞれの素材が、それぞれ一番輝けるように。
あなたのお家がもっと素敵になるように......。
お気軽にご相談ください♪
「生コンでいいこと」
元記事:「一番輝ける場所に」 土系舗装・真砂土・犬走・軒下・北面・耐久性・うれつ
(2018年11月5日 三浦 編集)