建設会社・施主が一緒に悩む「水勾配」について透水目線で
更新日:2022年 10月 14日

「建設会社とお施主さんが一緒に同じ方向を向いて家や庭づくりについて悩む」という話を伺うと、幸せをおすそ分けしてもらったようでとても嬉しい気持ちになります。
今回ご紹介する実績は、水勾配(水たまりができないようにするための地面の傾き)をどう確保していくかを建設会社さんとお施主さんが悩んだ末にドライテック/オコシコンにたどり着いたお話です。
水たまりができないようにするために必要な水勾配
水勾配は、雨水等が敷地内に溜まったり、水たまりができないように、地面に角度をつけることです。
上記のイラストのように、家の屋根にあたった水は雨どいをつたって地中や駐車場などに落ちます。
地中におちる場合はそのまま敷地の外に張り巡らされている排水のための設備に流れていきます。
駐車場や家まわりにおちた水は角度のついた地面をつたって敷地の外に流れていきます。
これらの「水の流れ」を確保するためにつける地面の角度を、総称して「水勾配」と言います。
水勾配をとりづらいケースがある
敷地周囲に水を受け止めるための排水設備がない場合、水は1つの方向に流さなければなりません。
排水設備はこんなやつです。
町中を歩いていると見かけたことがあるかと思います。
3つの方向に水を流すことができる土地の場合、比較的自由に水勾配を設定することができるため、庭造りで頭を抱えるケースが少ない傾向にあります。
隣地と接していたり、壁があるような1つの方向にしか水勾配をつけられない場合、敷地全体に角度をつける必要があります。
それでは生活もしづらいですし、土地によっては水勾配の角度をつけることが難しい場合もあるのです。
そんなお庭や家周りの排水で必須な水勾配、付けることが難しかったり、考えなくてよいようにすることができるのが透水性を持つドライテック/オコシコンです。
水勾配を考えなくてもよいのがドライテック/オコシコン
透水性を持つコンクリートのドライテック/オコシコンは、角度をつけて水を流すのではなく、水をそのまま地面に還元するコンクリートです。
今回の現場、施工業者の原田工務店さんとお施主さんが水勾配をとりづらく、排水もしづらい土地の形状に頭を悩ませていたそうです。
そこでお施主さんがインターネットから透水性を持つコンクリート ドライテック/オコシコンを見つけて、原田工務店さんが「それいいですね!」と採用になりました。
犬走りのような狭い箇所は特に水勾配が問題となりやすいのですが、そちらもドライテック/オコシコンを採用することで解決しました。
これで、家周りに水勾配を付けなくても地面に透水できるようになり、同時に雑草対策も完璧です。
(コンクリートで地面に蓋をする形になるため、雑草が生えてこなくなります。)
また、ドライテック/オコシコンは生コンを製造する生コン工場から出荷されます。
今回も現場に近い渋谷建材さんからドライテックが出荷されています。
透水させるドライテック/オコシコンを利用することで水勾配を付けづに、家周りのデザインを自由に設定することができます。
ちみにこちらが実際、ドライテック/オコシコンに水をかけて透水させた様子です。
この透水性があるからこそ、水勾配不要のお庭や犬走を作ることができるのです。
オコシコンはDIYでも施工できます
今回ご紹介したオコシコンは、施工業者だけではなくDIYによる施工可能なコンクリートです。
生コンクリートのDIYと聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、オコシコンは比較的簡単に生コンクリートの中でもDIY可能な材料となっています。
運搬→均し→仕上げの簡素化された手順で施工することができ、DIYでもしっかりと準備をすれば施工可能です。
家周りを自分の手で整えたいお施主さんや、新築に予算を使いすぎてエクステリアにあまりお金を回せないという場合にも、採用いただけます。
ちなみに、DIYで透水性を持つコンクリートを施工するなら、オコシコンよりも安く簡単に施工できるオワコンもあります。
どちらの透水性を持つコンクリートも「生コンビニ」で詳しいDIY施工方法や注文方法を紹介しておりますので、よければ一度参考にしてみてください。