バスケットコートにドライテックは適している?その理由を解説
更新日:2022年 08月 4日

「庭で子どもとバスケットの練習をしたい!」
最近、庭コンに同様の要望が多く寄せられます。
しかし、バスケットコートをはじめとしたスポーツのコートは平面でなければならず、通常の土間コンクリートでは水勾配(傾斜)で苦労するケースが多くあります。
そこで透水性コンクリート ドライテックとオワコンの出番です。
今回はバスケットコートに適したドライテックとオワコン、なぜこの透水性コンクリートを採用したのかを紹介していきます。
バスケットボールの練習で気になるのは「水勾配」と呼ばれる地面の傾き
バスケットコートは基本、体育館などの施設の中にあることが多く、コートの床は必然的に平面で水平が取られています。
これが家の庭に施工をするとなると、通常の土間コンクリートでは水勾配を取る必要があり、平面で水平にすることが難しいのです。
もし通常の土間コンクリートで水勾配を取らずに水平に施工をした場合、雨水などを計画的に排水することができず良からぬ箇所へ水が流れたり、水たまりが出来てしまう原因となります。
もちろん、水勾配を取ってしまうと水平に施工することはできないので、ドリブルをすると上手く跳ね返ってこないため、練習にならないこともあります。
そこで、庭のバスケットコートには透水性コンクリート ドライテックの出番です。
ドライテックは水を透水させることができるので水勾配を取る必要がなく、水平に施工することができます。(完全な水平ではなく、可能な限り平坦な土間コンクリートとなります。)
ドライテックには無数の空隙があり、雨が降ったとしても水たまりを作ることなく、透水して地面へ流れていくのです。
つまり、本来土間コンクリートでは付けなければならなかった水勾配をドライテック付ける必要がなく、平面で水平に施工できることからバスケットコートの舗装として適しているのです。
水がたまらず、平らになる、ラインをひける
ドライテックがバスケットコートに適しているのは、水勾配を取る必要が無く水平に施工することができるためですが、他にも下記の理由があります。
・水がたまらず、雨上がりでもすぐにバスケットを楽しめる
・ドリブルの感覚の違和感を最小限に平らなスペースになる
・フリースローラインなどのラインを書くことができる
・吸音効果がありドリブル音が雑音になりにくい
このような理由からも、ドライテックは屋外バスケットコートの練習に最適な舗装材といえます。
それと、水を透す素材は他にも存在しますが、その中でもやはり優れているのがドライテックと次に紹介するオワコンです。
オワコンなら庭のバスケットコートをDIYできます
バスケットコートに適したもう一つの透水性を持つコンクリート、それは造粒ポーラスコンクリートのオワコンです。
オワコンはドライテック同様に水を透すことができるコンクリートです。
ここまで紹介してきたドライテックとほぼ同様のメリットを持ち、お庭のバスケットコートに適しています。
こちらがオワコンです。
ドライテック同様に、可能な限り平坦にすることができ、雨が降っても水たまりやぬかるみができません。
ほぼ同じメリットがあることを紹介したところで、オワコンならではのメリットがもう1つあります。
それは、オワコンは初心者でもDIYできるコンクリートです。
通常のコンクリートと言えば、施工が難しく初心者ではDIY不可能に近い難易度ですが、オワコンなら撒いて踏み固めるだけでDIYできてしまうのです。
その施工の様子がこちらの動画にまとめてあります。
踏み固めて仕上げることもできますし、動画のように二見タンパーなどを使って仕上げることが可能です。
オワコンは施工当日、生コン車で運ばれてきます。このオワコンを「現場に運搬→施工箇所に撒く→平らに均す→踏み固める」以上の工程で施工できてしまうのです。
オワコンの施工だけを見るとDIYでも1日以内で施工することができます。
実際にオワコンを使って敷地内にバスケットコートを作られたお施主様もおられます。
バスケットコート以外に、お庭や犬走、駐車場にも施工できるので、家周りの舗装でDIYをご検討の方にオワコンはおすすめです。
どのくらいの広さ?ちょっと大きめの敷地があれば作れる手軽なハーフコート
この記事をご覧になっている方はもうご存知かもしれませんが、U-15(中学生)を含む、いわゆる大人のバスケットコートは以下のサイズです。ただしNBAサイズは除きます。
そして、最も多い問合せはミニバスケットボールのコートです。ミニバスは一般のルールを子供達用に改良したもので、様々な体育施設に対応するため、厳格なサイズ規定がありません。ミニバスのコートサイズは以下です。
自宅でミニバスのミニバスの練習コートをハーフで作る場合、なんと必要面積は最小で
12m×11m
となります。平方メートルでいうと132平米です。
こんなに広いスペース確保できないよ!という声もあると思います。実際132平米の庭を用意するのは並大抵ではありません。
そこで、エンドラインとスローインサイドラインを狭めることで60平米程度まではリバウンド、フリースロー、ドリブルからのレイアップなどの練習はできるようになります。
バスケットというスポーツのいいところは、「ゴールがあればどこでもある程度できちゃう」ところです。
サッカーや野球よりも少人数でもちょっとした試合を成立させられて、狭いスペースでも気軽に汗を流せる素晴らしいスポーツです。球技が苦手!という方も比較的とっつきやすいのもいいところです。
ストリートバスケットアパレルブランドとコラボ
今回紹介したドライテック、Ballaholicというストリートバスケットボール界でコアなファンをもつアパレルブランドとのコラボレーションも進んでいます。
2022年中にカインズでオワコンの取り扱いがはじまります
オワコンは生コンポータルより材料を注文することもできますが、2022年中にホームセンター カインズ(関東圏)での材料+施工販売を予定しております。
(販売時期が確定いたしましたら、正式に告知する予定です。)
新しいコンクリートであるため実物を目にする機会が少ないですが、カインズに足を運べば展示用のオワコンを確認することができます。
おそらく生コンクリートのホームセンター販売はオワコンが初めてなので、興味がある方はぜひカインズでご確認ください。
対応予定店舗
群馬:前橋吉岡店資材館PRO、伊勢崎店
埼玉:新座資材館PRO、鶴ヶ島店資材館PRO
東京:町田多摩境店資材館PRO
静岡:沼津店
※展示の確認は可能ですが、事前に展示されているか店舗へ直接ご確認ください。
※カインズホームでの取り扱いは「材料+施工」です。材料のみの購入はできません。
【DIY】オワコンの材料だけ欲しい
下記マップよりお近くの製造業者を検索し、直接お問い合わせ下さい。
透水コン、オワコンに興味がある場合も上記マップから直接相談することができます。
直接交渉となるため、余計な仲介手数料などは発生しません。
それと、DIY未経験でもオワコンDIYにチャレンジしてみたという場合には、現場相談員の無料派遣も行っております。
プロから直接施工指導を受けながらDIYができるので、安心してチャレンジできます。
【施主向け】見積もりやプランの診断を行います
お庭や駐車場などの家周りの工事で提示された見積もりやプラン、本当に適正価格でしょうか?
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