話題の透水性コンクリート「オワコン」で水勾配が不要で平らな駐車場を施工【安くて水たまりができない】

更新日:2023年 10月 20日

話題の透水性コンクリート「オワコン」で水勾配が不要で平らな駐車場を施工【安くて水たまりができない】


透水性を持ち水たまりができないコンクリート「オワコン」、お庭や犬走だけではなく駐車場でも平らに施工できることから人気を集めています。

今回は、砂利がまかれていた敷地に駐車場を作りたいが「水勾配をつけず平らにして、安く抑えたい」という要望を応えるためにオワコンを施工した現場をご紹介します。

普通の土間コンクリートよりも高性能なオワコンだからこそできる、平らな駐車場をぜひご覧ください。(長野県千曲市)

(担当:坂川航平、60m2、100mm厚、4名、3時間30分)


水勾配がない平らな駐車場をオワコンで施工

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こちらが今回オワコンを施工する現場です。

通常の土間コンクリートであれば雨水を排水させるために水勾配と呼ばれる傾斜をつけますが、オワコンなら水を透水させられるため平らに施工可能です。

 オワコンちゃん

雨が降ってもオワコンなら水をそのまま地面に透水できるから、水勾配不要で平らなら駐車場を作れるんだよね。


では実際に、オワコンを施工する様子を見ていきましょう。

オワコン施工スタート

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こちら生コン向上から運ばれてきた生コンクリートに、Y弾と呼ばれるオワコンの素を投入して作られたオワコンです。

生コンクリートと言えば液状を思い浮かべるかもしれませんが、オワコンは団子状の固形に近い状態で製造されます。

固形に近い状態だからオワコンは「撒いて→均して→締め固める」簡素化された手順で敷き詰めるだけなんだ。

 オワコーン

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オワコンを施工箇所に運搬し、平らになるよう均していきます。

オワコンを施工するスペースを確保すれば後は、敷き詰めていくだけです。

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均す際には広い場所はトンボやレーキを使い、狭い場所ならコテを使って丁寧に均していきます。

生コン車が入れない箇所は一輪車などを使って運搬しますが、生コン車が入れる箇所はそのままオワコンをおろしていきます。

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オワコンはワイヤーメッシュ不要で施工できるため、オワコンの量が多い時には重機を使うことも可能です。

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普通の生コンクリートであればブリーディングが引くのを待つ時間も必要ですが、オワコンは撒いて均したら仕上げにすぐ移れます。

仕上げのオワコン締固め

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オワコンの仕上げは、ローラーや振動プレートを使い、上から圧を掛けて締め固めるだけです。

普通の土間コンクリートの仕上げで求められるコテを使った職人技は不要で、サクッと仕上げることができます。

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プレートが入らない端部などは、コテやタンパを使って丁寧に仕上げます。

今回はちょっと重機が登場したり振動プレートを使ったけど、木製のタンパなどを使えば特殊な機械や道具が無くても施工できるからね。

 オワコーン

3時間半で平らなオワコン駐車場の完成

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こちらが施工完了したオワコン駐車場です。

地元の施工業者ガーデンクラフトさんの施工で、綺麗にオワコン駐車場が仕上がりました。

 オワコンちゃん

コンクリートで舗装されてるから雑草も生えてこないし、透水させるから洗車も跳ね返りが少なくなって楽なんだよね!



お庭や犬走のちょっとしたスペースに採用されるオワコンですが、洗車しやすく価格も安いことから駐車場への施工も人気です。

ちなみに普通の土間コンよりも安く施工してもらえますが、さらに安く施工した時にはDIYによる施工も可能です。


撒いて均して締め固める、しっかりと庭コン生コンYouTubeで施工方法を勉強すれば、初心者さんでも施工可能です。


話題の透水性を持つコンクリート「オワコン」の施工は施工業者マップから

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今回ご紹介したオワコンは庭コン内の施工業者マップより、直接お近くの施工業者に依頼して施工いただけます。

⇒オワコン施工業者マップはこちら

表面に少し粗さが出るオワコンでも、プロによって綺麗に仕上げてもらうことが可能です。

お庭や犬走、駐車場など家周りで透水性の舗装、コンクリートをお探しなら安く施工できるオワコンをご検討ください。