ワンオペでも施工できる透水性コンクリート オワコン|ポーラス構造で保水するから失敗しない!
更新日:2024年 03月 24日
普通のコンクリートに比べると簡単に施工できる透水性コンクリートのオワコン、なんとワンオペでも施工することが可能です。
スキルが無くても単純作業の繰り返しで施工できるため、次世代の透水性土間コンクリートとして広まること間違いないと入れるレベル。
今回は三重県津市で、ほぼワンオペで施工されたオワコンをご紹介します。
(現場立会:おおいしゆき、施工:ガーテリア津店)
快適な庭ライフのために「オワコン」施工
今回のオワコン施工現場です。
写真手前は既に施工されたオワコンで、続いて奥側の施工を行っております。
さて、こちらの現場はほぼワンオペでオワコンを施工されました。
「撒いて→均して→締め固める」この手順だからこそワオンぺ可能ってことだよ。
ワンオペオワコン施工のスタート
まずは生コン車で運ばれてきたオワコンを一輪車で、施工箇所まで運搬します。
さすがに生コンの運搬は生コン工場さんにお任せですが、シュートから降りてきたらワンオペスタートです。
オワコンは透水性を持つため平らに施工でき、次の均しに備えてできるだけ均一に降ろしていきます。
ただ次の作業を行いやすいよう降ろすだけ、特別なスキルは一切必要ありません。
しっかりと平らに施工するため、レーキを使ってた均していきます。
それでも歩きやすく、平らでも水たまりはできないからね。
細かい箇所は、コテなどを使って粒子の小さいオワコンを撒いていきます。
ここまで行ってきた作業は「撒いて→均す」です。
施工箇所にオワコンを敷き詰めたら、後は仕上げとして締固めを行っていきます。
オワコン仕上げの締固め
締め方には振動プレートを使います。
平らに撒いたオワコンを締め固めたら、木製タンパを使って仕上げです。
これで完成です。
振動プレートを使うからサクッと締め固めれるし、小さな範囲ならタンパで十分施工可能。
端部には小さなタンパを使って、細かく仕上げることも可能です。
あとは全面にオワコンを敷き詰められるよう「撒いて→均して→締め固めて→撒いて→均して→・・・」と繰り返すのみです。
1.5㎥をワンオペ2時間で完了
こちらが完成したオワコンのお庭です。
オワコンは約1.5㎥、施工時間は約2時間、ワンオペとは思えない速さです。
これでメンテナンスフリーのお庭が完成さ。
撒いて、均して、締め固めるだけで施工できるオワコン、さらに動画を見て頂けると実際の簡単さが分かるかと思います。
ワンオペ施工が可能なコンクリートなので、もちろんDIYでの施工も可能となります。
短時間かつ最小限の労力で施工をできるオワコンですが、水を透すことができるため水たまりができない特徴や、通常の土間コンクリートよりも安い価格で施工いただけます。
下記にオワコン施工に掛かる価格の目安を載せておきますので、参考にしてみてください。
それとオワコン施工をお考えのお施主様は、下記オワコン施工業者マップより直接お近くの施工業者にご相談ください。
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
10万円 | 4万円 | 〇 | ★ |
土間コン |
15万円 | 5万円 | × | ★★★★★ |
旧製品ドライテック |
22万円 | 15万円 | ◎ | ★★★★ |
オコシコン |
20万円 | 13万円 | ◎ | ★★★ |
オワコン |
9.7万円 | 4万円 | ◎ | ★★ |
金額はすべて税別です。
※「工事を依頼した場合」の金額に、以下の作業は含まれません。
・障害物撤去
・掘削・残土処分・下地工など事前工
※「オコシコン」の旧製品「ドライテック」の取り扱いは終了しました。
現在も一部流通している旧製品ドライテックでお困りの方々への救済措置についてご案内しています。
●【安い!】材料の価格がダウン。採用しやすい金額に
●【らくらく施工】施工しやすい性質に改善
●【つよい!】ドライテックを超える平均強度