お庭や犬走のコンクリートに目地を入れたくない、それオワコンの出番です【山梨】
更新日:2023年 05月 12日

お庭や犬走、駐車場へコンクリートを施工する際「目地を入れたくない」といった要望が出てくることがあります。
コンクリートの伸縮対策などに必要な目地ですが、透水性ポーラスコンクリート オワコンを使えば目地を入れない舗装が作れます。
今回は、水勾配を付けられない犬走に目地を入れたくないお施主様の要望をオワコンで叶えた、山梨県甲斐市の現場をご紹介します。
(製造:不詳、施工:NS.BANDE(担当:名取伸治、60m2、50mm厚、4名、1時間))
水勾配が取れない、目地を入れない犬走にはオワコンを
こちらが今回オワコンを施工する犬走です。
狭い犬走なので水勾配(傾斜)をとることが難しく、排水問題で施工を行うNS.BANDEさんは困っていました。
さらにお施主様からは、デザイン的に「目地が嫌い」だから入れないでほしいという要望も。
そこで、「狭い箇所の排水問題+目地を入れないコンクリート」を解決するため、以前山梨県で開催された見学会で知ったオワコンの採用が決まりました。
さらに伸縮もほとんどないから目地を入れる必要もない。
逆に普通の土間コンの目地に採用されることもあるんだよね。
山梨県の犬走にオワコン施工スタート
オワコンの施工スタートです。
オワコンは生コンクリートのですが、施工前の姿は団子状をしています。
普通の生コンのように液状ではないため、取扱いやすいメリットがあります。
「撒いて→均して→締め固める」
だけで施工できちゃうんだよね
ご当地、施工業者それぞれに派生するオワコン施工方法
オワコンの施工は非常に簡素化されていることから、施工段階において様々なアレンジが加えられることがあります。
今回NS.BANDEさんの場合だと、特製ローラーによる締固めです。
木製のタンパとローラーを使って、できる限りの平坦を目指していきます。
ちなみに、オワコンは水を流すのではなく透水させるため真っ平らに近く施工可能です。
敷き詰めて固めてオワコンの完成
こちらが施工完了したオワコンです。
平らでスリットが無く、一直線に続くオワコンの完成です。
改めてオワコンを施工するメリットを紹介しておくと、
・水たまりができない
・雑草が生えてこなくなる
・スリットが必要ない
・平坦に施工できる
・簡素化された手順で短時間で施工が終わる
などがあります。

今回は犬走への施工をご紹介しましたが、他にはお庭や駐車場など様々な場所に採用されています。
もし、こちらのオワコンを家周りに施工したい場合には施工業者マップよりお近くの施工業者を探して直接ご相談ください。
下記ページで普通の生コンクリートとオワコンの価格を紹介しているのでよければ参考にしてみてください。
オワコンの施工の様子や他の活用方法もYouTubeチャンネルで紹介しているので、ぜひこちらも!
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