2022/05/18
【岐阜】「今なら5000円ポッキリ?!(平米) 水を透す土間コン(オワコン)が生コン屋さんに愛されるワケ」ライン生コン
全国各地の生コン工場から喜びの声が上がっている。オワコン、すごい、やりたい、やらせてくれ、作らせてくれ。なぜか? 今なら5000円/m2(材料工事共・平米単価)で手に入る水を透す土間コンが生コン屋さんに愛されるワケ。
岐阜・ライン生コンでも取り扱い始まりました
全国各地の生コン工場で現在オワコン(造粒ポーラスコンクリート)の製造が活発になっている。
こちらの製品、実は極めて生コン工場にとって利益が大きい都合がいい製品なのだ。
特殊コン(水を透す)のになんで都合がいいの?
こちらはいわゆる「残コン」を造粒材を用いて造粒させているところ。
オワコンのシーズは実は残コンソリューションにあった。
つまり、Y弾(re-con zero evo・造粒材)をあらかじめドラム内に投入しておいて、その上に普通の生コン、例えば18-8-20(N)を投入してドラムを回転させながら現場に到着すれば出来上がりってのがオワコンなのである。
材料を手投入する以外なんもやることねえ、それが、オワコンちゃんなのだ。
もう一度言います。
18-8-20(N)の積み込む前にY弾を手投入するだけ。
あとは、普段のプロセスを踏襲すれば、高付加価値製品オワコン(3万円/立米〜)が製造可能。
あとは、生コンを荷下ろしするだけ。
以上おしまい。
面倒な規格(JIS A 5308)に右往左往する必要もない。
Y弾(Re-con zero evoなど)がドラムの中で悪さする?
生コン工場ってのは極めて保守的であるため、なんとしてでもやらない理由を挙げようと努力する生き物である。
20年以上もそんな生コン村に生息している僕だからその辺は既に弁えている。
誰よりも生コン工場の心理を知っている。
保守的で全く動こうとしない生コン工場ということならば、逆にそんな生コン工場を動かせたら勝ちってことだ。
そのために、あらゆる努力を払ってきた。
そして、「先投入」と「低速攪拌」という答えに辿り着いた。
確かにY弾(re-con zero evo)の成分には高分子が含まれているため、ドラム内部に残留すると結構めんどい。
そのことを知っているため、先に投入してその上から生コンをどっさり入れることによってドラムの中で粉が飛散しないように対策をした。
さらに、高速攪拌をすると撒き散らされてしまう恐れがあるため、ゆっくり低速で回すことを標準にしたのだ。
一件落着。
生コン屋さんに愛されるオワコンが土間コンよりも安いワケ
そんなオワコンだがいわゆる18-8-20(N)にY弾(1セット5000円〜)を投入すれば出来上がり。
いくらで売るかは生コン工場に委ねられるが当社生コンポータル(長岡生コンクリート)では3万円で販売している。
普通の生コンのざっくり2倍の価格だ。
これ、生コン工場ならわかると思うけど、すごい儲けていただける。
で、そんなオワコンがなんで土間コンよりも安い価格で提供できるか、その理由は以下の通りだ。
専門家ならわかると思うので簡単に示す。
掘削(150mm 削減)>残土処分(削減)>路盤工>メッシュ配筋>コンクリート工(2層・セメント安定処理路盤兼ねる)>養生
お利口さんの皆さんならお分かりのとおり、通常土間なら2日かかる工程がたった1日で収まる。
仮に土間コン4人作業員で2日間だったとしたら、オワコンなら2〜3人でたった1日。
つまり、4人以上作業員が別の作業に回せる。
4人の日当が仮に3万円だったとしたら12万円削減できるよね?である。
さらに、路盤買ってくる必要ないし、メッシュもいらない。
だから、施工者にも愛されるってわけ。
5000円ポッキリというcpが実現可能ってわけ。
水を透す土間コンだから消費者にも愛されるってわけ。
(水を透さない気の毒な)土間コンよりも安いオワコンを買わない理由ってありますか。
教えてください。
連絡ください。
それではまた次回!
宮本充也
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