長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/02/14

「透水系コンクリート《ドットコン》今年8月リリース予定」PUMP MAN

「透水系コンクリート《ドットコン》今年8月リリース予定」PUMP MAN

生コンポータルではこれまでドライウェイに始まり、ドライテック、そしてオワコンと、常に大地に蓋しないコンクリートの普及に携わってきた。事業パートナーPUMP MANからはいよいよ透水系コンクリートドットコンがリリースされる!



ドットコン

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水を通す(路盤以下に浸透させる)ためのドット(穴)があらかじめ設定された型枠に生コンを打設するだけで完成のドットコン。

PUMP MANよりこの8月にリリース予定だ。

透水性コンクリートではなく、新たなカテゴリーとして、「透水系コンクリート」を名乗るこちらの材料の最大の特徴は、「普通の生コンで施工できる」だ。

たとえばドライウェイやドライテックはポーラスコンクリートと言って、通常の配合ではない。

だから、生コン工場によっては、「製造できません」ということになって、普及が限定されてしまう。

ドライテックが通ってきた茨の道がこれだ。

一方、ドットコンは日本全国津々浦々生コン工場さえあればどこでも手に入れることができる

「それって、オワコンも一緒じゃん?」

そう思われた方は鋭い。

確かに同様に水を通す「透水系」で考えれば、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」も通常の生コンクリート(18−8−20Nとか)にY弾(Re-con ZERO EVO)を投入するだけで調達できるから「同じ」と思われる方もいらっしゃるかもしれない。

ただし、オワコンとドットコンの間にも大きな違いがある。

そう、さすがはPUMP MANが発したニュープロダクト「ドットコン」はなんと、ポンプ圧送が可能という点が従来の透水性とは大きく異なるポイントとなっている。

つまり、大規模打設などの場合に圧送車が利用できる点が強みとなっている。

(※ポーラスコンクリートの場合、大型打設になった場合はポンプ圧送が使えないのはデメリットだが、アスファルトフィニッシャなどの機械施工は可能。ただし、圧送車ほど身近ではなく、また舗装会社と生コン産業の間にある縦割りの壁でなかなか機械施工は実現しにくいのが現実だ)



ドライテック、オワコン、そして、ドットコン。透水系3枚看板でどんな場合でもどんと来い!

金の匂いに近づいてきて情報をゲットし、地元に戻ってちゃっかりパクる偽物とは全く違う。

PUMP MAN小澤さんは、「黙ってやるのが嫌だから伝えます。透水系コンクリートドットコンやります」と堂々とおっしゃってくださった。

とても気持ちい。

これぞ、本物。

絶対に、伸びる。

福井のポンプ屋のように、ちゃっかり他所様(同業)にスパイのように人を送りこんで(パート募集に応じさせた)内部情報をあれこれパクリまくるようなことはしない。

まあ、モノマネはどこまで行ってもモノマネなのだ。

一方、信頼に基づくパートナーシップはいつしか最強のラインナップを形成する。

ドライテック、そして、オワコン、さらにドットコン。

どんな施工条件でも、「ドンと来い」な布陣となってしまった。

パクる(分断)から、孤立するのだ。

尊重する(統合)から、連携が生まれ、相乗効果が発生する。

これが、本来の信頼関係だ。

エゴ(自分が儲けたい)ばかりを前面に出すと、友達はいなくなる、周りに人も寄り付かなくなる、金だけの関係性だけで、空虚な人生となっていく。

一方、信頼と尊重を前提とした連携は強靭だ。

それはそのままプロダクトにもつながっていく。

最強のプロダクトラインナップが生まれ無敵になっていく。



ドットコンの可能性

僕はあくまで生コン屋だからドットコンにはすごい可能性を感じている。

なぜって、ドライテックやオワコンと違って正真正銘の生コンクリートだから、色々いじれるってのが面白い。

しかも、舗装だからJISをあまり気にする必要がない。

たとえば、高強度を使ってワイヤーメッシュを不要としたっていいだろうし、高流動で施工を不要にしてもいいだろう。

ただ、垂れ流すだけで、完成。

それが、ドットコン。

多少生コンそのものや型枠に費用がかかってもトータルでは安く済むはず。

そもそも、水勾配いらないから高流動でも全然構わない。

そうなると、たとえばCO2を固定させたスラッジ(炭酸カルシウム)も混和材として有用だ。

スラグやらフライアッシュやら、どんと来いで配合できる。

他にも、今話題のCCU(Carbon Capturing & Utilization)技術なども実装できよう。

なんでもありってことだ。

ああ、楽しい。

他にもまだまだいろんな人が交われば僕もあずかり知らないとんでもないアイデアが飛び出すんじゃないだろうか。

プロダクト開発は試験室や研究室の中だけでは起きない。

人々の交流、信頼や尊重を基礎に置いた循環の中で偶然のように突然生じるのが、イノベーション。

だから、自分の意見を押し付けたり、誰かを騙して得をしようという分断を押し付けたり、エゴや驕りは御法度だ。

他人のふり見て我がふりなおせ。

肝に銘じたいと思う。

やっぱ、いつ会ってもわだかまりなく、楽しく酒飲んだり、観光したり、そんな関係性を大切に仕事という人生を謳歌できると一番なのように思う。



宮本充也

当社旧製品(ドライテック)でお困りの方へ

現在も一部流通している旧製品ドライテックでお困りの方々への救済措置についてご案内しています。

【安い!】材料の価格がダウン。採用しやすい金額に

【らくらく施工】施工しやすい性質に改善

【つよい!】ドライテックを超える平均強度

”オコシコン(旧・ドライテック)改善点について”

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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