all roundはオワコン（生コン）を絶対に余らせない。勿体無い。それに、生コン屋さんも喜ぶ。かなり応用編・上級編となるが、オワコン施工の後に残ったそのオワコンで、一体何ができる？all round新井さんに学ぼう。
施工：all round（担当：新井真介）

オワコンなら無駄がない、余らない

⚫︎参考記事： 【福岡】「苦しめられてきた雑草や猫の排泄物 《たった⚫︎万円以内》 で解決する全国キャンペーン実施中」all round

all roundのオワコン施工は生コン車を待たせない。

全部排出してもらって材料を山積みにしておく。

生コン車は空になったので帰っていい。

すっごいありがたがられる。

で、やっぱ、少し余る。

これ、このままにしておいても、リサイクル砕石になるからそれでもいいんだけど。

新井さんは違った。

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宅地と宅地の間にある謎の土地(市の所有らしい) 土砂の流出が必ずおきますね
よって

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法面保護にもオワコン楽勝
てか、楽すぎる笑笑

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なんと、余った材料で土砂の流出が懸念される法面（傾斜地）を保護して差し上げた。

もちろん、サービスで。

これで、ぬかるんだり土砂が流出したりしなくなる。

神ってる。

88,800円キャンペーンで余った材料でもできる？！

今生コンポータルではこの「オワコン」を88,800円で一式で請け負うキャンペーンを展開中。

10万位内で永遠に雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の排泄物といった家周りの現実から解放される。

無論、多くのお問合せをいただき、実際に喜びのお声も頂戴している。

そんな888キャンペーンだが、1ロット1m3の材料を用いて一式施工されている。

適応可能面積は20〜30m2程度。

実際、家周りの犬走りで20m2ってそんなに大きいことあんまない。

つまり、余るわけだ。

だから、ご希望さえall roundさんのようなこともできるかもしれない。

オワコン実はエコ商品？！

余らせないってことでもエコかもしれない。

でも、実はこのオワコン、生コン屋さんによってはもっともっとエコな製品として製造されているケースもある。

再生骨材コンクリートという技術分野がある。

なるべくリサイクル材や副産物（高炉スラグやフライアッシュ）を用いて製造するといった工夫だ。

通常のポーラスコンクリートは砂やフィラーの配合自由度が高くない。

一方、オワコンはモルタルで骨材を被膜する造粒ポーラス構造であるため、その点の自由度が非常に高いことがわかっている。

⚫︎参考： 都市イノベーション学府 学生プジェクト"granZ concrete"が完成

まさに、「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」実装の可能性として最も高いプロダクトの1つに数えられている。

MOTTAINAI日本生まれのオワコンは海を渡る！

「もったいない」が日本人の美徳だなんて言われたこともある。

まさに、そんな日本だからこそ、残り物を無駄にすることのない技術が生まれるのだろう。

実はこのオワコン（造粒ポーラスコンクリートという技術分野）は日本生まれ。

再生・リサイクルやポーラスコンクリートという分野に関して多くの人々が交響した結果偶発的にアウトプットされたプロダクトだ。

本プロダクトは6月ノルウェイ・オスローで開催されるコンクリート国際学会で発表される予定だ。

⚫︎参考記事： 《FIB Congress》「国際コンクリート連合に登場？！ 【オワコン】【granZ concrete】 ついに、海を渡る！！」造粒ポーラスコンクリート

硬直化した日本経済にあって、辺境が自由に活躍することで生み出された造粒ポーラスコンクリート。

いよいよ世界の飢餓に出会い力強く普及を世界に広げていくようだ。

宮本充也