福岡県行橋市。再生材（生コン工場における副産物）を100%利用したコンクリート「ヨーナクリート」を加工して製造した「オワコン」による家周り舗装。
製造：大分綜合建設（担当：こばらいともえ）、施工：all round（60m2、50mm厚、2名）

大分綜合建設「オワコン」100%再生骨材

ヨーナクリートの「オワコン」

ヨーナクリートの原材料（骨材）は100%再生骨材を用いている。

こちら、「ヨーナクリート」にオワコンの素（Y弾）を投入・撹拌することで「オワコン」が得られる。

ヨーナクリートって何？

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生コン工場であれば一般に得られる副産物（残コン・供試体・スラッジなど）を細骨材・粗骨材に代替して製造される生コンクリートが「ヨーナクリート」。副産物利用だからコストを低減することができる。また、同様の事例は関東の渋谷建材でも展開されている。

参考：ヨーナクリート（大分綜合建設）

ヨーナクリートで普通に「オワコン」できました

ヨーナクリートを加工して製造された「オワコン」が庭周り全面に敷設されている様子。

敷設（レーキなどにより平らに敷き広げる）が終わったらこの後一気に振動プレートやタンパを利用して締め固められる。なお、関係者らによれば「ヨーナクリートのオワコンもなんら遜色なく普通に施工可能だった」とのこと。

「オワコン」feat. ヨーナクリート After

写真からでは全く違いのわからない「オワコン」feat. ヨーナクリートは現地にいた方々にとっても普通に「オワコン」だったとのこと。これにて、家周りの雑草・排水・段差・ぬかるみ・ジメジメ・猫の糞害といった身近な暮らしの問題は解消されました。

削らない、汚さない、蓋しない「オワコン」

副産物（残コン、スラッジ）を100%利用して骨材を得ているため、大地を削らない、汚さない「ヨーナクリート」を用いた「オワコン」は呼吸する（蓋しない）コンクリート。身近な問題を解消するだけでなく、地球規模で優しい製品となっている。

作者・宮本充也

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