2023/07/16
【埼玉】「オワコンついに海を渡る?! ベトナム渡航前日に行われた製造・施工体験会」渋谷建材・細田暁研究室
埼玉県川越市。ベトナム渡航前にぜひ自分たち自身で造粒ポーラスコンクリート(オワコン)の製造・施工を体験しておきたい。現場第一をモットーとする横浜国立大学・細田暁教授が埼玉県の渋谷建材を訪問した。
オワコン、海を渡る。
日本生まれで細田先生他多くの研究者の方々に支えられている「オワコン」がいよいよ海外デビューを果たしまっす。
オワコン製造体験(Y弾投入)
横浜国立大学・細田暁教授。
翌日(2023/07/16)からベトナムを訪問し現地で「オワコン」他のデモンストレーションを行うためにご自身で製造方法を体験。
オワコン製造体験(攪拌)
Y弾(オワコンの素)が馴染むまで低速攪拌を行う。初めから高速攪拌を行ってしまうと薬剤が飛散しドラム内部にこびりついてしまう懸念が生じるため。
レバーを右に引いて上げると高速攪拌が始まる。
次第にカラカラとドラム内で完成した「オワコン」が音を立て始めたら完成。細田先生にとってはいちいちが初めての体験で楽しんでいただけた。
オワコン施工(荷下ろし)
細田先生が作った「オワコン」。
見事いつものオワコンが荷下ろしされ、一輪車などで子運搬。
オワコン施工(敷き均し)
細田暁研究室4年生のヤン君が造粒ポーラスコンクリートの研究を先輩志賀純貴(現・清水建設)から引き継ぐ。「まずは、現場から。」が細田暁先生のモットー。現場ほど情報量の多い場所がないというのは宮本さん自身も禿同。
オワコン施工(締め固め)
いろんな道具で締め固め。左はハンドメイドの鉄輪ローラ(プラント設備「プーリー」を改造)、右は木製タンパ。主に、端部(隅っこなど)の締め固めを手作業で行う。
続いて、振動プレートを体験。見た目ほど簡単ではないその操作方法に手間取りながらもじっくりと「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)の施工について体に刻み込む。
仕上げはプロにお任せ
仕上げはインストラクター(渋谷建材)が担当。綺麗に見せるコツなどを他にも参加されていた工事業者の見学者らに解説。なお、本体験会をベースに本日より細田暁先生による「オワコン、海を渡る。」(ベトナムダナン)でデモンストレーションが行われる。
「現場から始まる」が細田流
指導学生(ヤン君)にオワコンやオコシコンの透水を体験させている様子。とても大学教授とは思えないいでたちである笑。何を隠そうその後の懇親会で店の人に、「先輩?」と聞かれていた笑。
「コンクリートをもっと身近に」
ちなみに、今回受け入れてくださった渋谷建材(担当:大曽根勇太)さんのオワコンは100%骨材に残コンを用いているんだっ。つまり、エコでもあるんだよね。ほんと、すげえ人にはすげえ人が寄ってくる。先日6.30中止になったイベントとかと比べてみると、やっぱ「似たもの同士が集まる」ってことだと思うんだよね。クズはクズとつるみがち他人の足をコソコソ引っ張ろうとしがちだし、すごい人はすごい人と互いに高めあうってね。宮本さんも珠にまじわれば赤に染まるの心意気ですごい人たちと一緒にいるようにするぞっ。
オワッコーン‼︎
細田先生におかれましては激務多忙の中お越しくださいましてありがとうございます。どうぞ良いフライトをお祈りしていまっす。
作者・宮本充也
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