愛媛県松山市。他からも透水コン（ポーラスコンクリート）に問合せが寄せられている為、本現場に設計段階から提案して採用となった。河窪建設の営業・設計の皆さんも現場見学に来られ今後につなげていきたいと語る。
製造：日景生コン（担当：管雅士）、施工：河窪建設（担当：河窪康郎、46m2、100mm厚、5名、1時間30分、タイムラプスあり、YouTubeあり）

日本中どこでも土間コン水を通す

今回愛媛県松山市で初となる日景生コンさんに製造・出荷をご協力いただいた。

各地には地元のインフラを支える仕事生コン工場が3000以上点在している。

また、当社生コンポータル（長岡さくら工場）もそんな生コン工場の1つとして静岡県東部地区で操業している。

だから、理論上は「日本中どこでも土間コン水を通す」が可能なわけだ。

そして、そんな生コン工場は現在800以上を数える。

いよいよ理屈でも実際的にも、「日本中どこでも土間コン水を通す」が当たり前になってきているようだ。

それでは施工を見ていこう。

初めましてでも全然安心、問題なし！

施工After。

透水コン（ポーラスコンクリート）の場合ドライアウト問題が懸念されるため施工スパンは細切れにするといい。

こちらの駐車場は中央に目地を設けることで単位施工面積を小さくしている。

そのため、初めての施工でも問題なし。

当日から熟練工。

家周りの舗装は水を通すが当たり前

施工After2。

こちらはまた別の犬走と呼ばれる箇所の舗装。

見学に訪れていた施工の河窪建設営業・設計の皆さんも「今後積極的に採用していきたい」と抱負を語る。

やはり、やってみれば次からリピーターになる。

食わず嫌いの何とも多いのが現状の課題だ。

みんな、食わず嫌いで損しないようにね。

透水コンはさらに施工しやすくなっている！

それこそ最近の透水コン（オワコンなど造粒ポーラスコンクリート）はさらに施工しやすくなっている。

こちらの現場はなんと学生らだけによる施工。

しかも、ガチの案件である。

きちんとお金を頂戴して施工申し上げしかもご満足いただいた現場である。

学生が施工できるのにプロの施工者ができませんとは言わせませんよ、マジで。

⚫︎参考記事： 【静岡】「新築に浮かれ胸をときめかせて予算を建物に全部注ぎ込み、外構をなおざりにすると一体どうなる？」富士宇部静岡工場・コンクリートサロン

いまだに絶えないんです。

「施工したことないからできません」

「（やりたくないから）土間コンの2〜3倍です」

とか、抜かしちゃってるプロのガチの施工店。

やれやれだぜ、です。

呆気に取られます。

プロダクトは進化し、さらにさらに施工フレンドリーになっている。

製造にも負荷がほとんどかからないプロダクトになった。

だから、多くの製造・施工の共感を勝ち得ている。

全て、現場を大切にしてきたおかげだ。

現場に足を運び、現場に寄り添い、現場の役に立つ。

これこそが全て。

そして、その上でこうして共有された現場の情報を埋もれさせることなく発信する。

それが生コンポータルの流儀。

今時水を通さない土間コンなんてダサい。

そのように当たり前に認知されるようにします。

絶対に。

宮本充也