2022/05/19
【静岡】「裏庭の雑草が防げりゃなんだっていい。それ以外は興味ない」藤枝生コン・グリーンガーデン
静岡県藤枝市。戸建て住宅裏庭の雑草対策。排水勾配は難しい。とりあえず雑草防げれば何でも良いということで、オワコン提案。
製造:藤枝生コン(担当:杉本哲也)、施工:グリーンガーデン(約23m2、50mm厚、3名、1時間)
雑草防げればなんでも良い
施工Before。
もう、なんだっていいのだ、雑草が防げれば、それが草でも犬でも山でもビタミンcでも。
顧客にとってブランドなんかクソの役にも立たない。
企業理念とか、使命感とか、社員教育方針とか、コンプライアンス方針とか、マジでどうでもいいし、いささかの興味すらないのだ。
とにかく、雑草が防げれば、それがなんだって構わない。
そのことを我々サプライヤーやものづくりラストワンマイルはいつも肝に銘じていなければならないのだ。
企業価値とか、時価総額とか、人脈とか、ネットワークとか、どうでもいい。
とにかく、草をなんとかしてくれ。
それが、市場と顧客の要請なのであるからして、つまらない会議とか意思決定とか営業方針とかプライドとか捨てちまえ。
というわけで、オワコン(造粒ポーラスコンクリート)が採用されましたのでご覧ください。
裏庭、どう? 今年も雑草にいいようにやられる?
オワコンはこんな感じで生コン車に乗ってやってくる。
あまり一般に知られていないが配送料込みが生コンの常識。
で、シュートと呼ばれるでてくるところからパチンコ玉のように景気よく転がり降りてくる。
それ自体も壮観だし、男の子さんとかきっと「うわぁ、生コン車だ!」とひきつけ起こすくらいテンション上がるはずだし、お父さんの株がストップ高になるはずだ。
で、お父さん、スコップとかアメリカンレーキとかをあらかじめHCで入手して置くわけだ。
刀を抜く感じで、菅田将暉みたいな感じで、道具を使いこなすわけだ。
女のお子さんなんか絶対に、「パパかっこいい、大好き」みたいな感じで抱きついてくるわけだ。
ザクザクとオワコンを押し広げていく。
それはつまり、雑草を殲滅する後ろ姿ってわけだ。
完成後、火起こし、bbq
施工After。
普段とまるっきり違う姿に惚れなおしている妻を尻目にお父さんはすでに火おこしを始めてるわけだ。
背中に視線を感じながら、火吹き棒を吸い込まないように注意してふうふう炭をアジテートする。
夫婦仲も再燃みたいな。
まだ、明るい。
妻がそっと缶ビールをテーブルに置くわけだ。
プシュ。
作業をした後のビールが死ぬほど美味いってわけ。
それがなうな家族とDIYのあり方ってわけ。
ディズニーとか、ユニバとか、いってるバヤイじゃないってわけ。
雑草防げればなんだってよかったんだけど家族の絆が深まった
と、いうわけで、僕たちはエンターテイメント企業だということに気づいた。
つまり、冒頭にも書いたけど、ブランディングとかマーケティングとか、兎角企業が陥りがちな手段の目的化は危ない。
とにかく市場と顧客はエゴイスト。
自分がどんなふうに満足できるのかにしか興味がない。
それ以外は目に入らない。
どうでもいい。
だから、僕たちサプライヤーやものづくりの担い手はエンターテイナーでなければならない。
家庭に喜びを届けなければならない。
家周りのことで悩んでいる人に問題解決策を届けねばならない。
そのことを忘れてはならない。
市場と顧客はモノやコトが欲しいのではない。
自分がどんなふうに素敵な感慨に耽ることができるかにしか興味がない。
わかったこのやろう。
というわけで、次のブログにいきたいと思います。
んちゃ!
宮本充也
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