神奈川県茅ケ崎市。本現場は整地をお願いしていたのですが、現場到着後、雑草の除去や厚さの確保（平滑面の確保）がなされていなかったのと、バケツでの運搬であったため、労力がとてもかかりました。また本日の天気が快晴であり、乾燥が早いかと想定しましたが、そこはオワコンの保水性が故に乾燥することなく、霧吹きなども用いずに施工ができました。（志賀さん共有）
製造：相武生コン（担当：清水）、施工：コンクリートサロン（担当：志賀純貴、25m2・1m3、30〜50mm厚、学生3名、2時間）

【注意】キャンペーン免責ちゃんと読んでね！

施工Before。

現場を指揮した志賀さんによれば、「現場到着後、雑草の除去や厚さの確保（平滑面の確保）がなされていなかった」らしく、手間が増えてしまったそうだ。

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※事前の現地調査は行いません。

※現地盤上にそのまま30～50mm厚で材料（オワコン）を施工いたします。

※事前に障害物や雑草は取り除いてあるものとします。（もし障害物があったとしても、当方では除去いたしかねます）

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こちらが、オワコン888キャンペーン免責事項からの抜粋。

事前の雑草や障害物の除去は含まれていない。

ただし、今回はコンクリートサロン（学生らによるスタートアップ）の志賀さんのアドリブがうまく効き何とかやりおおせることができたそうだが。。

大人なんだからきちんと免責読み込んでから発注してくださいね！

というわけで、作業スタート。

granZ conでお世話になった相武生コンさんから

⚫︎ 都市イノベーション学府 学生プジェクト"granZ concrete"が完成

コンクリートサロンの今回のオワコン受注をサポートしたのは横浜市の生コン製造業相武生コン。

横国大の実験に常に協力をされている同社は今回学生らの花道を社会人として支える。

既にgranZ concreteやネガコンの製造で要領は理解されているので話も早い。

ちょっと驚きかもしれんが、オワコンを作る時の生コンは見ての通り普通の生コン。

配合は18-8-20(N)とか。

生コン工場という業態であれば必ず製造しているであろう配合だ。

それが現場に着く頃にはこうなっているってわけ。

パチンコ玉のように威勢よく生コン車のシュートから転がり落ちてくる。

一輪車の鉄板に当たる音なんて突然降ってきた雹みたいだ。

学生たちはこの材料を敷き拡げて締め固める。

それだけで、雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞害・害虫などの対策が完成する。

お施主さん大満足！ 学生らによる「オワコン」

写真の二見タンパは敷き広げられたオワコンを締め固めるのに使われる道具。

施工After。

室外機とか物置とかをまとめて置いておく狭い場所、犬走。

新築戸建てで浮かれていたりすると、そこが罠になることはあまり知られていない。

雑草がわんさか生えてきて、貴重な時間を湯水のように浪費させられることとなる。

害虫も怖いよ。

付け焼き刃の防草シートとか砕石敷きだと後が大変だよ。

猫寄ってくるし、子供が砂利投げて遊んだりするし、あるいは防草シートも数年で雑草に突き破られて撤去更新の時には設置よりもお金がかかったりするし。

たった2時間で学生たちの手により素晴らしい出来栄えのオワコンを目にされたお施主さんは大変ご満足いただいたそうだ。

お勤めされている会社にコンクリートサロン（学生らによるスタートアップ）をご紹介いただけるほどのご満足だったという。

よろしくお願いしますっ。

横浜国立大学もそうだし、相武生コン、また、今回のお施主さんもそう。

学生とかに対するその思いやりってなんか心が温かくなるよね。

ものづくりって本当に楽しい。

新しいプロダクトが生まれれば、そこには新しい人々の交流が生まれ、そこでまた新しい脈が生み出される。

目的って色々あるかもしれないけど、人それぞれ抱えている目的や理想を持って様々な人々と交わる、そのこと自体が素晴らしいことだと思う。

人はそれぞれ異なる存在だし、自分と意見が違うからといって否定はできない。

その人にとっては真実であるのだから、どんな他人であってもそれに嘴を挟んでいいことにはならない。

だから、最も大切なのは、人それぞれの目的意識なんだと思う。

その目的・理想をとにかく貫く覚悟を持って、それでいて身近な人々との交流で他人をきちんと尊重し、それでいて自分の使命を果たしていく。

その先にイノベーションがあるはずだ。

これからの学生たちの活躍が楽しみだ。

きっと全く新しい考えられなかったコンクリートが生み出されることだろう。

宮本充也