愛知県毛受建材の勢いが止まらない。「裏の駐車場が元々RC敷きで、雨が降るとぬかるんでいた」ということで、生コン産業の新たな市場分野として注目を集めている造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の製造・施工を取引会社らを招待して見学会を併催した。
製造・施工：毛受建材（担当：上田哲也・ダイソン、およそ40m2・2m3、50mm厚、2名、30分）

ぬかるんでた砕石敷きの駐車場

こちら、前回施工されたRC敷き駐車場脇の法面。

奥側は雑草さんたちがバンバン繁茂しているが、見ての通り、手前側オワコンが施工されたところは雑草が生えてきていない。

オワコンが施工されてないところにはチラホラ雑草さんが見られる。

オワコン部分にはぺんぺん草も生えてない。

オワコンが通った後ろにはペンペン草も生えない。

言ってみたかっただけだ。

それでは、見学会も兼ねたオワコンの施工をご覧ください。

さすがは毛受建材、20人以上来場者がいらしたのではないか。

施工Afterのオワコンの一部が濡れているのは透水性をみなさんにご覧いただくため。

特徴は「透水」というよりも、「保水」なんだと思う。

さながら、「硬いスポンジ」って感じで、今度オワコンでスポンジボブ作ったら子供達喜んでくれるだろうか。

ああ、やってみよう、オワコンでスポンジボブ。

めっちゃ水を蓄える硬いキャラクター。

あ、オワコンのメインキャラクターにしたら、米国本土から多額の損害賠償を請求されるのだろうか。

怖いから、やめておこう。

施工はおなじみダイソン大村。

ダイソンが持つとアメリカンレーキが輝いて見える。

なんと！

来場者のお一人になんとあの「イギリス帰りのガーデンドクター柴ちゃん」の姿が見える！

しかも、二見タンパ（締め固め用道具）でオワコンを締め固めているではないかっ。

【オワコン】ドライテックにかわる防草専用透水コンクリートを体験してきた！　2022-4-4

しかも、生コンポータルに先んじて既にブログになっちゃってるではないかっ。

恐るべし、ガーデンドクター柴ちゃん。

半端ねえ。

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今回体験してみて、オワコンすごいなというのが率直な感想です。

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ありがとう柴ちゃん。

主にダイソンと木村さん（大里ブロック工業）の二人で施工は進んだが、柴ちゃんを皮切りに来場者の方がいてもたってもいられずに道具を持ち施工に加わる。

施工After。

オワコン、完了。

今後こちらの駐車場はオワコンの残コンで随時舗装されるそうだ。

オワコンを砕石敷きの駐車場に使ってみる？

（引用： 【ビフォーアフター】砕石の駐車場を芝生にリフォーム！！ 2018-5-12）

よく見かけるでしょ？

砕石撒いてあるだけの駐車場。

今回の毛受建材さんもそんなどこにでもある砕石敷きの駐車場である。

「元々下地はRC敷きでした。 雨が降った際にぬかるむこともあったのでオワコンを打設致しました」

毛受建材上田さんのコメントにもあるように、砕石敷きは万能ではない。

まず、ぬかるむ。

自動車での出勤が大半の毛受建材の職員の皆さん、朝っぱらからぬかるみに足を取られたら流石にテンションだだ下がる。

組織の士気に関わる問題である。

そして、雑草。

砕石敷いといただけじゃあ、全く防草にはならない。

でも、見た目とか、性能とか、別に高望みしてるわけじゃあない。

雑草が生えない、ぬかるまない、ただ、それだけでいい。

多少表面が削れたり、割れたり、ぬかるみや雑草に比べたら全然問題ない。

それなら、砕石敷きよりよっぽどオワコンの方がマシ。

現在言えることはここまでだ。

まだ、実装期間が短すぎて舗装としての耐久性や強度の検証が追いついていないからだ。

この後、オワコンが敷かれた駐車場は実際に生コン車（4t〜8t）が乗り入れることになる。

そこはそのまま、そんな「砕石敷きの駐車場にしとくくらいならオワコンの駐車場」の展示場になるだろう。

名古屋からも電車で20分。

国道1号線沿線。

愛知の毛受。

みんな大好き、愛知の毛受。

みんなきてね。

宮本充也