2021/09/18
【埼玉】「《道路より低い敷地》みたいな絶望的な条件でも、あとじゃん先生(僕)にまかしといてください」東和アークス・大谷造園

埼玉県。「ぶっつけ本番は嫌だから」と、自社であらかじめ施工練習をするほど真面目な大谷造園さん。ありがたいことにドライテック現場レポートが届く。「道路より低いため。水がたまらない様に採用しました」。こうした施工実績の共有、誠にありがとうございます。
製造:東和アークス、大谷造園(担当:大谷信行、32m2、10mm厚、4名)
道路より低い敷地
⚫︎参考記事: 【埼玉】「ぶっつけ本番は嫌だから自社駐車場に施工して練習を兼ねたい」東和アークス・大谷造園
施工After。
みみみみ見事に真っ平ら。
美しい、以外の言葉が思い付かない。
ドアップでここまで美しいって、どんな美人でも、ドアップには耐えられなかったりするのに、こちらのドライテックは超ド級の接写にも耐えている。
むしろ、接写の方が、美しい。
で、こちらの敷地だが、「道路より低い」という条件だったそうだ。
個人的なことだが、現在僕はエクステリアプランナーの勉強に勤しんでいる。
およその課題も、敷地条件は、「境界道路よりも高い」となっている。
そりゃ、当然のことだ。
通常排水(敷地内に降った雨水などを処理する)はU字溝や側溝などが道路境界部分に設置されている。
(エクステリアプランナーの出題も大体そんな条件となっている)
で、「水は高いところから低いところへ流れる」なんてことは孟子の時代からの本質であって、住宅を買うときにまず最初にこの点を確認するのが家づくりの鉄則と言っていい。
住宅(GL)が境界道路よりも低いってことはそれだけ余計な費用がかかる。
盛土しなければだったり、排水設備をたくさん設置したりなど。
もし、あなたが家づくりを計画していて「やす!」と思って飛びついたその土地の売主が「こちらは逆勾配(境界道路よりも低い)ですよ」を説明しなかったとしたらちょっと誠意にかけるのではないかと僕は思う。
常にエクステリア・外構施工業者には皺寄せが寄せられる。
家づくりの担い手は「庭がどうなろうと知ったこっちゃない。家が売れればそれでいい」が本音だったりするのだ。
結局、外構業者に寄せられた皺寄せは、今度はコスト増として、結果的に消費者にツケが回ってくるわけだ。
「上手い話には裏がある」とはよく言った話で、「やす!」と飛びつくと、向こう側に落とし穴がありました、みたいな象徴的な話だ。
閑話休題。
で、ドライテックなら、全てを解決してしまう。
消費者はこちらのMAPから最寄りの施工店にドライテック他庭づくりの相談を無料かけることができる。
よくあるマッチングサイトのように、仲介手数料がかかったりしないし、成約してからこっそり施工業者に裏でバックマージンを要求したりすることもない。
完全無料。
それが、「お庭づくりは0円マッチング」庭コン恒久的な方針だ。
さらに、今時ECで買い物する人にとっては常識の通り、「いろんなお店の価格を見比べる」は庭づくりでも当たり前になりつつある。
「相見積」ではいろんなものづくりのラストワンマイルがどんな姿勢で、どんな庭づくりを提供してくれるかがわかる手段とも言える。
最終的に絞り込まれた見積書は「あとだしじゃんけんワークス」に送信してあとじゃん先生(僕)のチェック(添削)を無料で受けましょう。
「その見積もりはとっても良心的なので、ご安心ください」とか、「ああ、ちょっと高いかなら。そのあたりの相場は〜〜円/m2ですよ」などと、送られた見積もりにそのまま添削して回答されるようになっている。
もちろん、ドライテックだけじゃなく、土間コンとか他の舗装材の相場観も確認できるようになっていく。
犬走の水たまり・雑草対策といえば、「砕石敷き」「真砂土舗装」などが定番となっているが、その変の項目についてもあとじゃん先生(僕)はガンガンメスを入れる。
雑草・水たまり対策コンクリ「オワコン」がそれだ。
⚫︎参考記事: 【静岡】「防草シートとかまじでナシだよね。なんで、あんなもん、みんな信じてるんだろう」オワコン
色のつかない標準タイプでは20,000円/m3(600円/m2)、真砂土のようなカラータイプなら30,000円/m3(900円/m2)と破格な原材料費を武器に、ゴリゴリのエクステリアシーンで「雑草」「水たまり」の常識を覆そうとしている。
まあ、とにかく、「道路より低い敷地」みたいな絶望的な条件でも、あとじゃん先生(僕)にまかしといてください。
これまでエクステリア(あるいは舗装)を「市場」と考えていなかった生コン製造アライアンスは、その圧倒的な低価格でエクステリアを席巻しようとしている。
ホームセンターや建材店でちまちまと購入するような舗装材に比べたら10分の1とかの価格。
さらに、施工も生コン車から一度に大量にざざざざと降りてくるから、大変楽だったりする。
生コンがエクステリアシーンで本気出せばマジで世界の常識を変えてしまう。
生コン屋さんはエクステリア界隈では無敵なのだ。
この僕あとじゃん先生が言うのだから間違いない笑。
これまで実に閉鎖的で階層的(多重構造)だった建設、生コン、エクステリア産業が新しい構造に生まれ変わろうとしている。
シームレスに、誰もが互いにつながり合う産業構造。
流通チャネル。
そこでは情報格差を前提とした余計なマージンはかからない。
ただただ「ものづくり」だけにお金がかかるだけ。
だから、消費者も施工者も気持ちよく互いに仕事ができる。
安心して注文できる。
安心して施工できる。
これまで閉ざされた系の中で互いに分断し合ってきた分、ここからはインターネットと企業間連携が互いに傷つけあってきた歴史を癒すことになるだろう。
これからのものづくりは本当の意味で人と人とが信頼をベースに創造していく美しいものとなっていく。
宮本充也(あとじゃん先生)