2021/09/03
【福岡】「水が溜まって足元のベチョベチョが嫌で」友翔・サカヒラ生コン

福岡県筑紫野市。理由は単純明快で、「水が溜まって足元のベチョベチョが嫌で」ドライテックを選んだそうです。ドライテックなら、どんな雨が降ろうとも、足元だけはいつも晴れ。
製造:サカヒラ生コン、施工:友翔(担当:桑野翔、70m2、120mm厚、5名、5時間)
足元だけはいつも晴れ
元々の敷地状況。
植栽に芝生。
ぱっと見とても緑豊かで暮らしやすいようにお見受けするが、実際にお住まいになられる方にとってはいろんな現実があるのだろう。
「水が溜まって足元のベチョベチョが嫌で」
施工・友翔に寄せられた相談は水はけだった。
土壌も供用期間が長引くと踏圧や雨水の浸透による水締めにより浸透性が失われる。
また、芝生も一見青々として良さそうに見えるが、僕自身経験があるが、「草取り」に結構苦しむ。
ちなみに、竣工後10年も経ずして芝生の管理を諦めた経験を持つ僕がいうのだから間違いない笑。
そんなわけで、掘削、残土処分、路盤工、型枠工から工事は始まる。
まずは、掘削(すきとり)。
想定の仕上がりを求めるためには、20cm地盤を下げなければならない。
通常は路盤に100mm、ドライテックに100mmの厚みが求められる。
(ちなみに、今回は水はけをより強調したいことからか、120mmのドライテックが採用されている)
犬走部分も含めた路盤工の完成。
この後、いよいよドライテックの施工に移る。
何度もドライテックを施工されている施工友翔にとっては慣れたもの。
敷設された材料は水勾配(排水のための傾斜)を考えることなく、とにかく真っ平らに。
プラゴテやレーキなどを用いて写真のように均していく。
その後をプレートコンパクタなどで追いかけるように転圧。
それで仕上げだ。
これで主庭、そして、犬走スペースにおける排水は解消された。
見ての通り、まっ平ら。
でも、雨水は直ちに地面に吸収される。
どんな雨でも、足元だけは晴れ。
合計220mmの厚みはそのまま貯留槽さながらに水を保水する。
徐々に地盤以下に浸透する。
浸透しきれない水は蒸散する。
呼吸する舗装。
それが、透水性コンクリート「ドライテック」であり、自然環境と調和する新しい世代のコンクリートプロダクトだ。
「毎年元気よく繁茂する雑草や、深刻化する豪雨時の排水に悩んでいます」なら、ドライテック。そして、オワコン
⚫︎参考記事:【静岡】「ドライテックの姉妹プロダクト《オワコン》っていくらでどうやって買えるの?」
一般消費者は上記悩みを持っているようであればMapから地元の対応可能施工店に直接連絡することができる。
コツは「良さそうな業者さん2〜3社から見積もりを入手」つまり、相見積もりだ。
その上で、「あ、ここ良心的な感じがするなあ。でも、この見積もりって果たして妥当なのだろうか?」と不安に思われたら、「あとだしじゃんけんワークス」を利用できる。
メールフォームに見積書の写真かpdfを添付して送って貰えばOK。
3営業日以内にプロの視点から診断、適正な場合は「問題ありません」、ちょっと高いな、あるいはだいぶ高いぞ、という場合には、概算見積をいわば「あとだしで」提示する。
消費者は安心してもともとの見積もり入手先、あるいはもっと良心的で適正な価格を提示してくれた概算見積もり元と詰めの交渉に入ることができる。
だから、安心。
だから、早い。
家も庭も、一生にそうぽんぽんとたくさん建てたり作ったりするもんじゃない。
だから、暮らしの中で庭づくりのノウハウなんて蓄積するもんじゃない。
悪く言えば、ハウスメーカーや工務店の「鵜呑みになりがち」なのが、家・庭づくりの現実。
生コンポータルでは、そんな情報の限定的なエクステリア産業の風通しをよくすることで消費者、あるいは情報格差で埋もれてきた施工業社の役に立ちたい。
そのことは結果として自分たち自身の生コン製造者にとっても事業機会の創造になると信じているからこそだ。
ものづくりを通して、消費者・施工・製造、その他関わる全ての人たちに喜びが届くといいんじゃないかって思ってる。
宮本充也