長岡生コンクリート

2019/11/27

「それでも怖いひび割れの理由とその対策」建築士事務所協会、セミナー(その2)

「それでも怖いひび割れの理由とその対策」建築士事務所協会、セミナー(その2)

その1では「今さら聞けないひび割れの話」としてフローチャートを用いて発生したひび割れに対して冷静に向き合い原因を特定する方法論について説明した。でも、でも、「それでも怖いひび割れの理由とその対策」について。
その1:https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/1_2.html



冷静に向き合う方法がわかった。でも、怖い。なんで?

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セミナーの前半(8割)は「ひび割れに冷静に向き合う方法」について二見さんから説明があった。


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建築士事務所協会東部支部「今さら聞けないひび割れの話」。



コンクリート周りの理屈と感情。

覆水盆に返らずというか。

順序というか。

一旦ひびわれた関係性はなかなか理屈では修復しない。

これは、コンクリートにも言える。

認識の違いというか。


プロとしては事前にひび割れの懸念を伝えていた(つもり)だったが。

一旦ビシッとひび割れが発生する。

それを見た施主が「ぞっ」となるのだ。

「なに?!なになになに?!!一生の買い物の建物にひび入ってる!!!」

とこうなる。


いやいやいや、あらかじめ言ってたじゃありませんか。

かくかくしかぢかでこのひび割れは機能上全く問題ないんです。


これが、通じない。


プロとしては分かってる。

ひび割れは出るもん。

全会一致だ。

反論があったらかかってこい。

くらいに思っていても、お施主さんはお客様。

「かかってこい」

なんて言ったらひび割れどころじゃ済まされない笑



強度とか耐久性が争点ではないところが難しいし「怖い」ひび割れ。

施主は機能云々にもはや拘泥していない。

見た目オンリーに関して感情に火がついている状態。

だから、怖い。

感情ほど定量化しづらい抽象的な対象はない。

そして、ひび割れも「見た目」という抽象的なテーマとなっている。

定量化できづらい「見た目」が相手だから。

だから、「怖い」。

それも、ひび割れの真実。



お気軽ぱっと塗装できる「打ち放しペイント」実演と体験。

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打ち放しペイントを5分で実演する。

ひび割れが怖いのはどちらかというと、「仕上げていない壁とか土間」。

仕上げさえすればそこは見えない。

機能を満足してさえいれば問題ないのだ。

ただし、仕上げのない土間や壁はそうはいかない。

そのひび割れはずっと目に入るのだ。

一生。

いくら、大丈夫、と言われても、一生目に入るひび割れは気分の良いもんじゃない。

補修してあったとしても、補修痕が目立つようじゃあ、気分が悪い。


どこにでもある道具と材料でぱっと治せちゃう打ち放しペイント。


これさえあれば「それでも怖いひび割れに対しても対応できる」。

だからもうひび割れ怖くない。

インディアン嘘つかない。

もう、ひび割れ怖くない。



と、1時間20分にわたって建築士の皆さんにおこがましくもコンクリートのひび割れについてのご案内をさせていただいた。

こうしたセミナーはお呼びいただければ喜んで馳せ参じます。

もちろん、無料。

僕たちは地元でも、そしてあらゆる地域の人にとっても、頼れるコンクリートの専門家でありたい。

やっぱ知らないもんは怖い。

でも、しっかりと知るための方法論とその対応策さえ持っていれば不要な苦しみに苛まれることがないことを知っている。

コンクリートで不幸になる人を減らしたい。

生コンでいいことの伝道師の活動は今日も続く。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士