長岡生コンクリート

2018/11/06

「やっちゃった!本当は打ち放しだったのに、左官で凹凸を消しちゃった【色合わせ】」

「やっちゃった!本当は打ち放しだったのに、左官で凹凸を消しちゃった【色合わせ】」

商用施設の外構で色合わせが採用。現場のミスで打ち放し予定の打ち肌に「塗装用の下地」の左官をしてしまった(打放しはそのまま裸で仕上げ、 塗装仕上げは塗装のために左官で凹凸をすべて消す)ため復元。約15平米で10万円。



本当は打ち放しなのに塗装用の下地左官をやっちゃった!

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※塗装下地の場合凹凸は完全に平に埋められる。ただし、この施工は「間違い」だった! 本当は打ち放しだったのに、左官を施工しちゃった写真。



人だから間違いがあるのは当然。

現場は水物だから何が起きるかわからない。

それは、社会全体がそうであるように、

個性ある人が大勢集まった空間。

そこで一つの成果物を協力して作ろうって時には、

コミュニケーションのミス

は当然のこととして起こりうる。

図面の見落とし、

報連相の怠り、

様々な理由で、

完璧

を求めていても、管理しきれないのが現実。

特に仕上げのように、

構造に関わりのない(つまり人の安全にあまり影響しない)ディテールの場合、

ついつい見逃してしまうもの。


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※Before 困り果ててご連絡を「色合わせ」にいただく。そう、そんな起こりうるミスのトラブルシューティングにも、Art「色合わせ」は役立つ。


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※After 「色合わせ」により見事な打ち肌に戻る。左官したところが完全に見えなくなるばかりか、自然な打ち肌が再現されている。



Artとしてだけじゃなく、人を助ける時にも「色合わせ」。

https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_354.html

「色合わせ」は人を感動させる技術。

感動とは、

つまり人に喜びをもたらすということ。

その意味では、現場で困っている人のお役に立つ、ということも広義で言えばArt。

事実、色合わせにはこうした相談が日々多数寄せられている。

大きな建築現場から、土木現場、そしてこうしたちょっとした外構工事の土木構造物など、

打ち放しコンクリートがあるとこには必ずこうした、

「困った」

が潜んでいる。

そんな時に、普段芸術を志向している「色合わせ」が建設現場の役に立つ。

生コンでいいこと。

人知れず活躍しています。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士