2021/08/06
《洗剤五輪》「土間コンの汚れを最も落とせるのは一体どいつだ?」
最初は白くて光るように美しかった土間コンもタイヤ痕や塵埃で無惨にも黒く汚れてしまう。「既存土間にトップコートを塗るだけで、気軽に気軽にリフォームできちゃうよ!」 。《洗剤五輪》「土間コンの汚れを最も落とせるのは一体どいつだ?」。オリンピックの裏側で8社の洗剤の熱い戦いが繰り広げられた。
⚫︎参考記事: 《vsケルヒャー》「既存土間にトップコートを塗るだけで、気軽に気軽にリフォームできちゃうよ!」エクスショップ・フッコー #4
【実録】土間の汚れを最も落とせる洗剤
メダルラッシュに沸く東京オリンピックの舞台裏。
こちらもあついバトルが繰り広げられた。
「土間コンの汚れを最も落とせるのは一体どいつだ?」
第1コース:カネヨン(カネヨ石鹸株式会社)
第2コース:オキシクリーン(株式会社グラフィコ)
第3コース:ソープン(カネヨ石鹸株式会社)
第4コース:超強力トイレクリーナー(ジョンソン株式会社)
第5コース:カビキラー(ジョンソン株式会社)
第6コース:浄化槽サンポール(第日本除虫菊株式会社)
第7コース:アタックバイオEX(花王株式会社)
第8コース:洗濯槽ハイター(花王株式会社)
強豪が勢揃いだ。
朝8時というのに、茹だるような暑さ。
「今大会、サンポール選手が調子を上げてきていますね。いいですよ。コンクリートといえば、アルカリ。サンポール選手は得意のフィールド、相性もいいですね。注目です」(大会関係者)
前回《vsケルヒャー》「既存土間にトップコートを塗るだけで、気軽に気軽にリフォームできちゃうよ!」エクスショップ・フッコー #4ということで、高圧洗浄一択のホコタテを開催した。
結果、「コンクリートをも削り取る水圧」に無惨にもトップコートが剥がれるという事態に見舞われたのだった。
そりゃ、コンクリートも切ってしまうほどの水圧だから、当然トップコートなんか歯が立たないことは事前に予測できたはずだった。
では、国内外で活躍する各種洗剤ならどうだ?
今回はそんな趣旨から今バリバリ最前線で活躍する現役洗剤らに集まってもらった。
膨大な「土間コンクリート」という市場。
このフィールドで「最も汚れを落とす」金メダルを獲得することはすなわち今後のエクステリア・生コン業界での絶大なる名声を恣にすることを意味する。
緊張が走る。
油汚れやタイヤマークを最も落とした選手。
居並ぶ強豪の中から頭ひとつ飛び出したのはダークホースカネヨン選手。
「強化選手の中ではどちらかというと脇役、ムードメーカーといった印象のカネヨン選手でしたが、ここ1番の底力を見せた形ですね」(大会関係者)
まあ、なんというか、こうやって記事にするといともあっけないように見えるかもしれない。
灼熱地獄の中で8種類の洗剤を用いてデッキブラシでゴシゴシ。
なかなか応える作業であった。
だが、人類は気づいたのだ。
「土間コンの美しさはメンテナンス可能」
床部分は外壁よりもよほど過酷な供用環境。
車や人は往来するし、雨は全面的に降りかかる。
汚れもそれだけつきやすいし、無防備な土間コンであれば細孔空隙(細かい穴)に汚れが染み込んで取れなくなる。
あっという間に汚れて家全体の印象を煤けさせてしまう。
新築も土間コンが汚れれば印象が変わってしまう。
そこに、トップコート。
新築の頃と変わらないその表情を取り戻すことができる。
この技術はさらに施工直後の不良(色むらなど)のクレーム対策にも利用可能だ。
⚫︎参考記事: 「無惨にも施工直後に発生しその後も消えない土間コン色むらの問題を解消しませんか?」
取り戻した美しさ。
それでも、時間ってやつは残酷だ。
床面の汚れるスピードは外壁の10倍速。
数年後、やはりその表面はタイヤ痕や雨水に溶け込んだ汚れで結局は汚れてしまう。
でも、大丈夫。
第1回洗剤五輪の覇者カネヨン選手(カネヨ株式会社)がいる。
エクステリアの顔、土間コンは家の印象を規定している。
最初に目に飛び込んでくるし、視界占有率も高い。
街並み、世界の景色を規定していると言っても過言ではない。
カネヨン選手を支えてきた奥さんや子供たちも泣いて喜んでいる。
土間コンにカネヨン。
新しい伝説が始まった。
世界の景色を守るのはカネヨン。
これでバズったらカネヨ株式会社さんからカネヨン1年分が進呈されたりするのだろうか笑。
そうなれば生コンポータルは販促品としてカネヨン選手を全ての土間コン現場に配って回ることになるのだろうか。
月間PV20万を誇るコンクリート系国内最大級ネットメディア生コンポータルだ。
自然とカネヨンは土間コン洗浄の代名詞となる。
一家に一台カネヨン。
そんな時代もそう遠くないようだ。
「土間コンの汚れを最も落とせるのは一体どいつだ?」
栄光を勝ち取ったのはカネヨン。
今後の活躍から目が離せない。
宮本充也
