2018/08/02
「1800万円の付加価値」場所を変えることで生まれたもの
「住宅を建てる時は細部までこだわりたい!」
けれど費用を考えるとすべてのこだわりを実現するには
思ってたより高くなってしまった...!なんて事もしばしば...。
しかし僕たちの持っている技術を使えば、
憧れの打ちっ放し仕上げも
もっと身近なものにできるかもしれませんよ?!
あなたに知ってもらいたい。すごいRC補修のお話。
「打ちっ放し建築は憧れだけど......」
信頼をお寄せしているお客様にききました。
打ちっ放し建築と木造住宅はざっくり1800万円ほど値段が違う。
う~ん、1800万円......。
「いやそれもう1棟建っちゃうじゃん!」
です。
たいてい打ちっぱなしといえば坪単価60万くらいが相場だそう。
ざっくり、木造よりも30万高くなる。
30万×60万で1800万円。
憧れの打ちっぱなし建築っつったって、1800万は無理です。
でもちょっと待ってください。
そんな時に思い出していただきたい。
以前にもご案内した「木造なのに打ちっぱなし建築!?」のことを......。
この技術。木造ラーメン構造であれば、
かなり打ちっぱなし建築に近い意匠が実現できるそう。
下地(打ちっぱなし仕上げを描く土台)はなんでもいい。
べニアでも、鉄板でも、アルミでも。
その上に迫りくる素材の迫力を表現することができます。
僕たちの「できる」技術、実はすごいこと。
でもそのすごいは、「欲しい」と思っている人に繋がってこそ、すごいのだ。
産業構造に埋もれてしまっていた価値
RC補修の技術は、
もとはといえば適正に価値を評価されていなかった。
縦型産業構造の弊害というか、価値を固定化されてしまっていたのだ。
具体的に言えば、下請け搾取されていた。
市場ずらしただけです。
これまでの大資本から零細企業に至る垂直統治の枠から離れて別の海に行っただけ。
そしたら、感動が生まれた。
「夢がかなう!」
が実現した。その結果としての1800万円です。
この一般的には「すごい」そうです。
けれど、もといた海ではきちんと評価されていなかった。
場所が変わっただけでお客様がファンになってくださる。
この時代、私たちが当たり前にできていること。
下請け根性ど真ん中で、
尊敬もできないお客様にぺこぺこ頭をさげて買ってもらってる「その技術」
とんでもない価値に埃が堆積しているのかも。
人間ですから、尊敬するお客様に尊厳をもってご購入いただきたい。
情報インフラが整った今、私たちは本当に人間らしい活動ができるのかもしれません。
宮本充也
(2018年8月9日 三浦 編集)