2020/06/30
【マスクぅ?あんなの飾りです。彼らにはそれが分からんのですよ-1】
現場に向かう車の中。
対向車線には、運転手の顔が次々と現れる。
マスク・マスク・マスク
あご掛け・鼻出し・耳ブラリ、などなど。
街中マスクであふれている。
車内でひとり、そのマスク着用は、本当に必要なのか...
さて、一般的なマスクでは、ウイルスを遮断できない。
花粉用マスクのフィルタは、せいぜい 10~30㎛
ウイルスのサイズは、0.1㎛
これは、バレーボールネットで、パチンコ玉を抑えるようなもの。
(ちなみに、セメント粒子の径は、10㎛)
今まで何度か言及しているこの内容。
大事なことなので、何度でもくり返す。
さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)に、
現時点で「空気感染」は認められていない。
マスクを着用する主な理由は、
「飛沫感染」「接触感染」の予防のため。
では、「空気感染」しないのに、なぜ換気を勧めるのか?
その理由を、方々、検索して調べてみるが、どれも腑に落ちない。
どこのページを見てみても、
同じような説明・文言が並ぶ。(一次情報が同じであれば仕方なし...)
それらを端的にまとめると、
「換気の悪い閉鎖空間では、飛沫が短時間、空気中に漂うことがある」
「漂う飛沫が、マスクと顔の隙間などから入り、吸い込むリスクがある」ということ。
え...、でもその状態を、
「空気感染」というのではないか?
その疑問を解消してくれる説明に、やっと出会えました。
情報源は、ウイルス学者の根路銘 国昭(ねろめ くにあき)さん。
このお方、元・WHOインフルエンザ・呼吸ウイルス協力センター長。
インフルエンザウイルス研究及びワクチン開発の第一人者とされる。(Wikipediaより)
かつては、香港で鳥インフルエンザの抑制。
ベトナム・ハノイにて、SARSの制圧にも成功している。(つづく)
NR試験室 二見