長岡生コンクリート
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2020/12/13

【精度が高いと設置も容易・可変側溝-2】

【精度が高いと設置も容易・可変側溝-2】

「これって、中で勾配をつけてるんですよね?」
可変側溝の設置工事をしている現場にて、監督への質問。


「そう。仕上がりのラインで墨が打ってある」
「へぇ、勾配をつけるとなると、どうやって高さを出すんですか?」


張り巡らされた溝の全長は、約50m。
さすがにこれだけ長いと墨打ちだって容易ではない。

IMG_3026(1).jpg


と、思いきや、監督からの返答は、
「簡単だよ。製品の精度がいいからね~」


詳しい話を聞いてみて気付きました。
製品の長さは規格で決められているので一定(ここでは 2,000㎜)


水勾配を、1/100 と設定すると、両端の高さの差が 20㎜ となる。
なるほど、片方の高さから‐2㎝の寸法を、反対側に取ればいいということ。


強いていえば、設置の精度さえ問題なければ、
先行して、設置前の製品にだって墨打ちができる!(しないでしょうけど...)


「難しい」とイメージすると物事は「難しく」なり、
「簡単」という前提で考えると「簡単」な思考が浮かぶものですね。


NR試験室 二見

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士