2020/12/20
【過去問で確認するものは?・技士試験対策-2】
<コンクリート技士試験>
本番2週間前に、知り合いから連絡をもらいました。
そこで問われたことは、ズバリ、
残りの期間を有効に使うための、試験勉強方法。
そこでまず、返答した内容は、
資格試験対策の全般に通用するであろう、基本のキ。
それは、
<現在地点の確認>
これを疎かにして、試験勉強に取り組む人が結構います。
これから挑む相手のレベルを知って、自分のランクを確認する。
その意味合いにおいても、
まず最初に取り組むべき学習方法は、
<過去問にトライしてみる>こと。
できれば、最新の5年分くらいに取り組むことをおススメします。
相談者はこう語りました。
「参考書を読み終わってから、過去問に取り組もうと思っていたんですよ」
「あぁ、それはですねぇ、一番遠回りな学習法です。
あまり使われないものまで含めた、カルトな用語まで網羅していますからね」
「例えば、<フェロニッケルスラグ骨材>なんて、実務で聞いたこともないでしょ」
「なるほど、なるほど~」と、相談者は納得した様子。
だからこそ、まずは、過去問を解いて、
・どんな問題がよく出るのか。
・自分はどんな問題が苦手なのか。
・自分の実力はどのくらいなのか、などなど。
<現在地点の確認>から、
はじめることをおススメしています。(つづく)
NR試験室 二見