2021/01/21
【工期の後半戦・重力式擁壁-4】
『ピカコン』の、費用対効果や如何に?
これは、以前現場で使っていた経験からの話です。
使い始めた頃は、
型枠を脱型するたびに気泡の有無を、よ~く観察していました。
・すごい!キレイに仕上がっているぞ~
・おぉ、ここはしっかりとエアが抜けているなぁ!
・この辺りは、もうちょっと念入りに抜けばよかったかも...、etc.
価格の安いものではないので、
その効果のほどに、皆が一喜一憂。
現場の皆さんも、他の手道具に比べ、
丁重な扱いで使ってくれていました。
ところが、打設サイクルが上がってくる工期の後半戦。
週1回の打設だったのが、週2回、週3回と増えていきました。
そうなると、いつの間にやら、
脱型後の仕上がり確認が疎かになります...
作業の合間を見て、
数回分の仕上がりを確認することも多々。
・あれ、ここは、いつの打設だっけ?
・ここの打設、どこの班の担当?
・脱型予定がズレているぞ...、etc.
終いには、「あれ、この面って、ピカコン使ってる?」
「さぁ...、どうですかねぇ...」といった始末。
『ピカコン』の、費用対効果。
ちゃんと比較・追跡できる、管理自体が大事ってことですね。(つづく)
NR試験室 二見