2020/12/16
【普及するには訳がある・可変側溝-5】
側溝底版の勾配が自由につけられる、
<可変側溝>というコンクリート2次製品。
ポンプオペと左官屋による連係プレーで、
次々と仕上がっていく側溝内のスロープ。
↓詳しくはこちら
https://www.nr-mix.co.jp/topics/-4_2.html
これ、身体が入る寸法だからこその作業効率。
製品の中には、身体も入らないような狭いもの。
片手を伸ばしてギリギリ届くような深さのもの。
まったくお手上げな、狭くて深いもの、などなど。
様々な製品があるのには、やはり理由があります。それは、
それまでのU字溝などを並べて作る工法よりも、断然ラク!
水路を作る際には、勾配をつけなければ水は流れません。
また、その勾配の設定を誤ると、水たまりができることも...
下地の段階から勾配を測り、高さを調整しながら設置。
ひとたび、誤差が発見されたりすると、またはじめからやり直し。
そんな手間がかかっていた工事も、
この可変側溝を使えば、すべてを水平に設置するだけで終了。
後は、底版に勾配の墨を出し、生コンで仕上げれば一丁上がり。
ここまで手間の省力化ができれば、少々の狭さ・深さなど、霞むもの。
現場では、設置を待つコンクリート2次製品、
別サイズの<可変側溝>が、次の出番を待っていました。
NR試験室 二見