2020/12/23
【間違えの傾向を知る・技士試験対策-5】
「過去問に取り組んだ際には、結果を記録しておいてください。
できれば、全ての取り組みを、1枚で一覧できる形がベストです!」
コンクリート技士の、短期集中勉強法を問われました。
資格試験全般にいえることですが、一番大事なのは現状把握。
本試験では、40問くらい出題され(この頃は、出題形式が変わりつつある)、
その7割くらいを正答していれば、合格できると予想されます。
さて、ここで大事なことをひとつ。
出題形式は変わりつつも、出題傾向はそんなに変わりません。
なぜかというと、生コンを業務として扱う人にとって、
習熟しておくべき事項は、時代と共に大きく変わりません。
過去問出題の因数分解をすると、その傾向が見えてきます。
そして、その傾向を把握することによって、自分の苦手分野も分かります。
例えば、
・製造時の材料と性状の相関性がいまいち
・セメントの組成がよく分かっていない
・配合計算が苦手、などなど。
自分の間違えている問題の中に、実は、
傾向性があることを発見できればしめたもの!
そこを重点的に、強化しましょう。
そのためにも、複数年の過去問に取り組むことが有効です。
とはいうものの、一点、
陥りやすいワナがそこに潜んでいるんです...(つづく)
NR試験室 二見