2021/01/30
【塩化物量試験・重力式擁壁-8】
<無筋コンクリート>の重力式擁壁。
現場によって、塩化物量試験をやったり、やらなかったり。
どちらのケースもあるので、監督さんに聞いてみます。
「無筋ですけど、カンタブやりますか?」
「一応、やっておきましょうか」
「今回はいいですよ、やらなくて」
その判断の根拠は、
結局のところケースバイケース。
聞くところによると、役所の指示によるものもあれば、
現場所長の判断によるもの。はたまた、現場担当者によるものと様々。
ただ、使われる配合が、
<21-8-40 BB>といった、スランプの固いものが多い。
要は、単位水量が少ないもの。
カンタブの反応も、単位水量が少ないので時間がかかります。
いつも<絞り器>を持参していればいいんですけどね...
そんな時は、反応までの時間をじっくりと待つばかりです。(つづく)
NR試験室 二見