2016/10/10
「子供が喜ぶ生コン」未来経営塾1期の森さん
紺屋の白袴というか、
灯台下暗しというか、
以前、専門性がもたらす近視眼について考察したけれど、
気を付けていてもどうしても専門家はそれにはまり込む。
Innovationはそこから距離を置き別の視点を身に着けた時に、
突如Aha体験として訪れる。
そんなことを安本先生の未来経営塾で学んだはずだけど、
仕事に打ち込めば打ち込むほど経営者にはそんな罠が待っている。
安本未来経営塾1期生の大切な仲間であって、
尊敬すべきアントレプレナーである森さんのおかげで、
今日はそんなことに改めて気づかされた。
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素晴らしい経営者は家族も大切にしている。
お子さんと3連休を利用して旅行して回っている途中で、
当社長岡生コンクリートを訪ねてくれた。
「はたらくくるまが見たい・乗りたい」
ってことだったんで、じゃあちょうどいいんでうちの息子も、
ってな具合でパパと息子の二組でうちの工場で遊んでみた。
ダンプトラックに息子2名が乗り込む
遠藤さん(長岡生コン)が操縦するホイルローダーから降りる
バックホウのコックピットにて
こんなに喜んでくれるもんなのか、生コン工場ってやつは。
そして、僕が一番驚いたのは、
「生コンにこんなに喜ぶ息子を8年間で初めて知った」
って事実。
驚きとともに反省が深い。
僕は何のために仕事をしていたんだっけ?
みたいな。
自分の能力を磨いて夢を実現するのはとても大切だけど、
そんなことができるのは実は身近な大切な人の夢をかなえられる人なんじゃないか。
そして、目的はそうしたことなんじゃないかなんて、ちと気障だけど、
北海道からの友人の往訪にてようやっと気づかされた。
お子さんが大切にしているというミニカーと同じオープンカー。
それを借りての名古屋から三島までの親子旅だったという。
僕、そんなこと一度もしたことありません。
なんで仕事に打ち込んでいるんだっけ?
手段と目的が入れ替わってないだろうか?
息子のために、もっともっと生コンで楽しませてあげたい。
こんなに喜ぶんなら、もっともっと生コンに打ち込んでいるパパを見せてあげたい。
頑張ることは大切だけど、
身近な人を幸福にできない人は、
社員や仲間も幸福にできないし、
それはお客様を大切にしたり幸福にしたりできないってこと。
そんなことを考えながら、
生コン車を久しぶりに運転していた休日の午前中。
とても大切なことを思い出せました。
森さん、ありがとうございます。
お互いの分野で大活躍しましょう。
あ、それと、地域のお子さんであればいつでも、
こんな風に喜んでいただけますので、お気軽にどうぞ。
宮本充也