2017/02/16
「10,000,000円 京都工組×GNN」 生コン・利益・ワークショップ
10,000,000円
いろいろなイメージがあると思う。
なんと、
で定義されているくらいだ。
きっと、人それぞれこの数字に対して、
様々な思いを寄せているのだろう。
煮詰めて考えてみると、
一般的社会人にとって100万円は確かに大金だけどまあまあ想定内。
1億円てことになるとなんだか膨大すぎて自分と結び付けてイメージしづらい。
その中間である10,000,000円はなんとも微妙なポジショニングであり、
おっしゃ!
となぜか気合を入れてしまう感じの数字だと思う。
おっしゃ!
来週の金曜日3月4日は月例となっている、
GNNワークショップが当社長岡生コンで開催される。
ワークショップとはGNNに集う有志生コン工場が、
GNNに結集される情報や技術を有効利用した実践をし、
互いにアドバイスをしあってよりよい生コン工場の在り方を創造する。
そんな取り組み。
次回は特別編として、
京都生コンクリート工業組合から18名のゲストをお招き入れして、
京都工組×GNN
の勉強会を開催予定。
京都工組では昨年から研修旅行が好評だったそうだ。
従来の研修旅行といえば、
研修とは名ばかりの観光地へ行ってバスの中で飲んだくれ夜は宴会
というイメージが僕もついつい想像してしまうところなんだけど、
京都工組の研修旅行はちゃんと研修、
つまり「きちんとお金のにおいのある旅行」だということで、
参加者から大変好評を博しているとのこと。
やっぱ、研修と名付けるからには身になる→お金(利益)が生み出される、
そんな旅行であるべき。
第2回の研修旅行のテーマは光栄なことに、
GNN
が選ばれたという。
今から気合を入れて準備をしているところだ。
冒頭に戻す。
10,000,000円
GNNWSに加盟しているとある工場がGNNWSの経験を通して生み出された年間利益
写真とかで見ると結構具体的で圧倒される。
10,000,000円ぽんと出されたら、いったい何ができるだろうか。
「宝くじが当たったら」
的な稚気にとんだ議論はだれしも経験したことがあるはず。
先日などはいい大人が1兆円はアタッシェケース何個分か?
という非常にくだらない議論に花を咲かせていたくらいだ。
(全員経営者)
冗談はさておき、
1社1年1000万
・雇用の創出
・再投資
・株主への還元
・従業員への還元
無数の選択肢が考えられるのが、
1社1年1000万
ただ、もちろん宝くじやラッキーパンチなどではないから、
空から降ってくるなんてことはあり得ない。
月並みな言葉に戻るけど、努力が重要。
でも、基本みんな努力は嫌い。
もちろん当事者の努力や主体性が生まれない限りは、
周りがいくらテクニックや手法を伝えてあげたところで、
「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」
という諺が示す通り。
やっぱり、簡単には1000万は生まれない。
だけど、学生のころを思い出してもらえばこんな経験はないだろうか?
仲間がいたから勉強できた
みたいな、一人だとついつい怠けちゃうけど、
仲間といわば協定のようなものを結んで、
志望校に入るために勉強に励むことができた。
これと同じことがGNNワークショップには生まれているのだと思う。
コスト削減
意外と簡単そうだが、やっぱり簡単ではない。
「ただ削るだけでしょ?」
ではない。
営業して売り上げを上げるのと同じかもしくはより以上に難しい。
ましてや、1000万円ともなると、生コン工場の規模間では大変難しい。
しかし、できないことではない。
次回のワークショップでは、
いかにして僕たちは1社1年1000万(具体的にはベター・プレイス社の協力他)の利益を生み出したか?
について検証・議論を深めたいと思う。
また、試験室大会という側面もあるGNNワークショップ3月4日は、
GNN会員への一般公開プログラムともなっている。
お金の話は卑しいことだろうか?
もちろん、お金が目的になったらとても卑しい。
だけど、会社経営をはじめ利益を生み出すことはとても大切な手段。
数多くの幸福を生み出す手段となる。
その手段について磨きあいさらに高めあい素晴らしい生コン工場の在り方が議論される。