2018/06/23
「10,000年に1度の吉兆|正蓮寺」
100年に一度と言われる吉兆「双頭蓮」が同じ時期に2度も蕾をつける。まさに、10,000年に一度の吉兆が見られるのは生コンポータル運営長岡生コンの本拠地伊豆の国市江間にある「正蓮寺」。
https://www.shourenji.or.jp/
10,000年に1度の吉兆
伊豆の国市の歴史ある寺院正蓮寺の住職は僕の後輩。
宮本家の菩提寺にもなっていて寄り添っている。
2週間前の日曜日の朝、興奮気味に、
「充也さん、100年に1度の吉兆双頭蓮が蕾をつけました」
と住職から連絡があった。
正蓮寺、名前の通り境内には多くの蓮を眺めることができる。
境内の脇には僕も卒園した幼稚園や保育園が併設されている。
仕事で悩んだり1人で静かに考えたいときには決まって本堂を訪ねるようにしている。
薄暗い本堂でほとけさまに線香をあげ沈思黙考する。
遠く聞こえる子供達の嬌声や小鳥のさえずりを聞きながら、
線香が消えるまでじっとしている。
普段出張も地元を開けていることが多いため、
忙しいさなかに気を鎮めるために目を閉じれば僕はいつでもそこに戻ることができる。
僕にとってとても大切な場所になっている正蓮寺。
その境内で100年に1度の吉兆が蕾をつけたばかりか、
その奇跡が2度も。
まさに、10,000年に1度の奇跡的な吉兆が僕の心の拠り所で起きた。
※最近蕾をつけた双頭蓮は順調に育っている
※1度目につけた蕾。
※1時期に2個の双頭蓮の蕾をつける正蓮寺
優曇華(うどんげ)の花以来の奇跡
13年前に僕の母が銀行で商談している最中に見たという。
3000年に1度花をつけるという伝説の植物。
優曇華(うどんげ)
当時僕には見ることができなかったし、
ただその日の夜不意に母が、
「充也、銀行の支店長室で出されたお茶の脇に優曇華の花咲いてたね」
僕も同席していたけれど支店長に事業計画を夢中で説明していてまるで気づかなかった。
母がおかしなことを言い出したと思ってWEBで、
「うどんげのはな」
と調べて見るとそれは伝説の植物で3000年に1度花を咲かせると記述してある。
なんだか化かされたような気分になったが、
結局見ることのできなかったその優曇華の花とやらはやけに僕の印象に残った。
13年前決して順調とは言えなかった長岡生コンが、
奇跡のV字快進撃を始めたのと時を同じくしている。
僕は「意志を持って」奇跡を信じるようにしている。
今回は10,000年に1度の吉兆だ。
奇跡の快進撃は始まっている
伊豆の国市で同世代を生きる正蓮寺の住職元浄さんは僕の2年後輩。
僕の仕事と同じで地場産業(産業というかどうかは別として)。
その土地の人たちに大切なものを届ける。
地域に縛られる。
儲かるところにあちこちふらふらすることはできない。
IT全盛の時代に。
この土地に縛られて生きている。
愚痴を聞いたり喋ったりするような間柄ではない。
けれど、修羅場を何度も潜ってきた人格は隠せない。
年若な住職だけど僕は尊敬しているし信頼いる。
住職が守る正蓮寺は僕や家族の大切な心の拠り所だ。
生コンも、寺院も。
その土地に縛られ(ネガティブに表現すれば)、
その土地から離れることなくその土地に命を捧げることを要求される。
それでは、その小さな輪の中で小さな輪の中のことだけを考えていればいいのだろうか。
寺も生コンも強烈な減少局面にさらされている。
人口減少の圧力にさらされている。
そんな中、僕たちの快進撃は始まっている。
10,000年に1度の吉兆を僕たちは実行に移す。
新しい時代の寺や生コンの役割。
当事者は僕たちだ。
僕たちの手で必ずそのあり方を作り出す。
奇跡を起こす。
10,000年に1度の吉兆は正蓮寺で今日も見られる。
宮本充也