2017/04/13
「第19回 生コン技術大会」 サステナビリティ・残コン・回収骨材・GNN
第19回 生コン技術大会が開催されている。
僕は隔年で開催されているこの大会にもう10年以上参加している。
この大会には全国から生コン関係者が多く集まり、
普段は1.5時間の壁の中で就業している多くの人たちが、
壁を超えて交流する2年に1度の機会となる。
この大会のおかげで僕も多くの素晴らしい出会いに恵まれ、
今年も新たな素晴らしいご縁を期待し参加している。
会場は大手町の日経ホール。
何年か前から日経ホールに会場が変更された。
今講演されているのはGNNで親しくさせていただいている、
東伸コーポレーションの横森工場長。
低炭素コンクリートに関するプレゼンテーション。
なんと、横森さんの講演に業界のボス長瀧先生から厳しいコメント。
こうして技術力は磨かれていくのだろう。
さらには、大阪兵庫から繰延さんからの講演。
以前GNNが展開している残コンリサイクルシステム、
IWAシステム
について、栗延さんには大変ご厄介になった。
今日は注目の大きい回収骨材の利用について熱弁をふるっている。
この後も、スラモルの金子さんをはじめ、
多くの親しくしている皆さんの発表が続く。
生コン技術大会で忘れてはならないのが、
ブース出展
生コン周辺の多くのメーカーが新技術や新製品を発表する。
論文発表と並びとても重要な情報収集の場となるわけだが、
今年は一風変わったブース(写真)が出されていて面白い。
なんと!
こちらでも大活躍。
GNNを通して親しくさせていただいている、
神山生コンの尼子パイセンがちゃっかり入選していらっしゃる(笑)
こちらの企画はセメント新聞の猪熊夏子さんが提案したもの。
お堅いイメージが付きまという生コン産業にあって、
僕はこうした柔らかい企画はどしどしやるべきだと思うし、
もっと不真面目なことを率先してやるべきだと思う。
でなければ、一般社会からの理解を得るのは難しいだろう。
尼子パイセン、おめでとうございます。
今回のお題は、
「サステイナビリティ」
持続可能性。
生コンとは、
水の次に流通する材料
本ブログでも何度も紹介してきたが、
僕たちが暮らす社会が持続可能な成長をするためには、
生コンの果たす役割は非常に大きい。
このテーマに関しては、すべての関係者がベクトルを合わせる必要がある。
誰がやるとかあいつがやるとかじゃなくて、
すべからくコンクリート関係者はこのテーマを目指すべきだ。
こうした会は一度やったから終わりとかではなく、
持続可能な運営をしていくべきだと思う。
ALL CONCRETE
という文脈で未来に向かって全員が力を合わせるべきだと思う。
コンクリート関係者のはしくれとして、
長年経験してきた残コンに関する知見を武器に、
今後とも貢献していきたいと思う。
技術大会は明日まで開催している。
そして、併設で午後1時からGNNも、
を開催している。
みんなでコンクリート業界を盛り上げていきたい。