長岡生コンクリート
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2018/07/03

「1日に『ありがとう』と言われる/叱られる どっちが多い?|生コンでいいこと」

「1日に『ありがとう』と言われる/叱られる どっちが多い?|生コンでいいこと」

2016年3月1日から力を入れ始めた「生コンポータル」は現在月間PVを80,000台にまで乗せた。「生コンでいいこと」をよりわかりやすく生コン需要家にお届けする。7月よりサイトデザインを一新。過去のアーカイブのリライトも始める。「知らないだけで不幸になる」を生コンでは起こさない。それが僕たちの使命。



20倍のページビュー「生コンの情報発信とは?」

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※なんにもWEBに力を入れていなかったころの月間成績。PVが最も重要な指標で、月に4,162回閲覧されていた


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※現在の月間成績(情報発信に力を入れて28ヶ月経過)。月間PV83,518はおよそ20倍まで成長したことを示す。日によっては2,000人もの閲覧者を記録する



なんで生コン屋が情報発信をするか?

・1日に最低3本の新規記事(採用実績や「生コンでいいこと」)をアップロードする。

・リライト(既存記事の編集でより効果的な記事に修正する)

・サイトデザインの随時変更(今回は大幅修正)でユーザーフレンドリーを実現する

28ヶ月休みもなく繰り返してきた。

途中から「WEB完結はできない」ことがわかり、

見学会(実際の施工現場を提供してもらう)やセミナー(全国主要都市ほか10件/月)も始める。

その開催告知のためにDMを当該地区の当該業者宛に数千・数万件配信する。

FBやLINEなど媒体にWEB広告を打ち「知ってもらう」を強化する。

1ヶ月に4種類のメルマガ(残コン/透水性コンクリート/補修/NR Times)を配信。

ひたすら繰り返してきた。


始めた当初冷ややかな反応。

「生コン屋がWEBに力を入れて何になる?」

繰り返す方も大変だ。

内容はともかくも、

1日に記事を3本更新しているブロガー

僕は僕以外に知らない。

ひたすら繰り返す。


建設就業人口=生コンを使う人

現在国内におよそ450万人(推計)と言われている。

見えないその人たちに向けて。

伊豆地方の山奥の生コン屋がひたすら情報を発信し続ける。

月間ユーザーは40,000に迫る。


なんで続けているのか?



「生コンでいいこと」を知らなかったばっかりに

この記事を読んでいる人がいたとして、

あなたは自分の仕事に誇りを持っているだろうか?

よくセミナーで尋ねる質問。

生コン従事者に向けて、

「1日に『ありがとう』と言われる/叱られる どっちが多い?」

大半の生コン従事者は、

「叱られる方が多いかな」

照れながらそう答える。

生コンの実態(残コンやはつりによる残業その他)を踏まえて、

「大切なお子さんやパートナーを生コンで働かせたいと思う?」

その質問についても色よい返事は少ない。

生コンを使う人に、

「生コン工場に『ありがとう』と言う/クレームをつける どっちが多い?」


僕たちが従事する生コンて悪いこと?

人目をはばかるような仕事?

誰にもありがとうと感謝されないようなもの?

実はやりがいのある誇りを持てる仕事だよね。

水の次に流通すると言われ、

人知れずビルや橋の基礎資材を供給し豊かな日本経済を支える。

その土地の風景の土台を供給する仕事。


たしかに、生コンという半製品は扱いが通常の建設資材に比べて悪いかもしれない。


けど、プロの僕たちは知っている。

「生コンでいいこと」

生コンで苦労している悩んでいる人たちを助ける。

問題を解決する技術や製品の知識を僕たちは持っている。

そして、そのことがわからないから不幸になっている多くの人たちの存在。

僕たちは知っている。



地場産業「生コン」だからこそ必要な情報発信

生コンは1時間30分の壁といって、

供給できる範囲が限られている。

日本中どこでも同じ文脈(価格、品質、サービス)で供給されることはない。

だから、情報も流動生はきわめて低い。

その土地の情報はその土地を離れて広く全国世界に伝播することは絶えてない。

だから、「生コンでいいこと」も伝わりづらい。

どこかの地域で生まれた「新技術」はその土地で埋もれてしまう。

これがこれまでの残念な現実。

だからどこかの生コンで困っている人が助かるはずの、

別のどこかの「生コンでいいこと」はその人の元には届かない。

結果、「生コンでいいこと」にはならない。

生コンはますますしぼんでいく。

できるだけ生コンを使いたくない。

そんな風にこぼす人もいるくらいだ。

それが僕たちが作っている「生コン」の現実。


時代はITを手にした。

これまで助けることができなかった。

届けることができなかった人たちに。

僕たちの「生コンでいいこと」は事実上お届けできるようになった。

助けることができるようになった。


セミナーで、

「それ知ってたらあの現場代理人は助かったな」

「あるある。よくあるよね。取り壊しちゃったことあるよ」

「そんなに早くおわるの?これからはあんな苦労しなくていいんだ」

寄せられる素直なコメント。

僕たちは届けたい。

「生コンでいいこと」

その連続、繰り返しは萎みかけていた「生コン」に新しい成長カーブをもたらす。

栄光ある産業としての生コンを取り戻すことができる。

だから、毎日飽きもせず使命感に突き動かされて28ヶ月続けてきた。

最初のころから意識していた節目・目標、

36ヶ月

も目前に控えている。

石の上にも3年が間近に迫る。


地場産業、

必要ないと言われてきた「生コンの情報発信」は、

明らかに生コン産業に流動性を作り出している。

あったことも聞いたこともない生コン工場同士が、

交流することで新しい付加価値を作り出し、

どこぞの地域に「生コンでいいこと」が新たに生まれている。

誰も想像しなかったことだ。

信じられない変化が生コン業界の隅っこで生み出されている。

そして、この「生コンでいいこと」はやがて業界全体を席巻することになる。


450万人に生コンでいいことを届ける。


今回節目を迎えたサイトデザイン大幅リニューアルに臨み。

今僕が考えている素直なところを記録しておく。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士