2018/07/23
「中小企業が1番になる社会|週刊生コン 2018/07/23」

中小企業は全体の99.7%、生産人口の70%が従事していると言われる。でも現実は子供の頃に成績が良くていい大学に行った人は大企業を選び、そうでなかった人たちは仕方なく中小企業に従事している。これからも一流企業が僕たち中小企業をリードする社会が続くの?
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_447.html
「日本エクステリア学会総会」
次世代の土間コン。
透水性コンクリートの魅力を紹介してほしい。
大企業ではない命をかけて事業に営んでいる経営者の団体。
少しでも差別化になる価値を求めて。
そんな趣旨でお招きいただく。
(日本エクステリア学会:https://es-j.net/)
その会場で「次は、日本エクステリア建設業協会(JPEX:https://jpex.or.jp/)でもお願いしますね」とお声がけいただく。
GNN(https://genki-namakon.net/)もそう。
設立3年目を迎えたYDN(https://ydn.shizuoka.jp/)もそうだ。
1社1社はいわゆる、中小企業。
大手の傘下に入るでもなく、
独立自尊の経営を営んでいる。
生み出す価値がもし受け入れられなかったら、
僕たちは消滅を余儀なくされる。
それまでに時間はない。
大企業ほどの蓄積もない。
だから、真剣。
1日1日がガチバトル。
そんな真剣で情熱にあふれる個人が運営している中小企業。
でも、今の社会ではとても「1番」なんて胸を張れる状態にない。
下請け根性が抜けない。
自分よりも経験も浅く年齢も若い上から目線の大企業担当者に媚びへつらってしまう。
先週1週間はそんな日本の市場に変化を感じた。
情熱あふれる中小企業の連携。
1社1社が細胞となって有機的に結びつく企業間連携。
有益な目的(ベクトル)に向かって共同が始まれば、
1人1人が型にはまって仕事を楽しんでいない大企業なんか目じゃないくらいの成果をあげられるのでは?
生コンも中小企業が担い手の産業。
エクステリアも相対的に事業規模が小さい企業が産業を作った。
流通脈が固定的で情報が限定的だったこれまでとは違い、
僕たちは情熱と手段としてのITを駆使して公正な市場で闘うことができる。
これからの躍進が見える。
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_304.html
「富永健作じゃん!! ベンチャー支援対象決定のテーマは?」
こちらもベンチャー企業。
生まれたてのたまご。
孵化するかもしれないといったところか。
後ろ盾が無ければないほど、
個人の真価は試されそれだけパフォーマンスは上がる。
でなければ存在できないほど市場は厳しい。
沖縄という市場に産声をあげた中小企業「リプル」(代表取締役、富永健作氏)
中小企業間で暖められ孵化しやがて巨大な鳥が市場を席巻することになるはずだ。
「中小企業が1番になる社会」
それは僕たち一人一人のたゆまぬ日々の努力の向こう側にある。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_452.html
「今はまだ珍しい材料が地球環境を変える」
いつのまにか負け組根性が染み付いてしまったようだ。
個人や中小企業が社会を変えられっこない。
そんな風に。
でも、ぼくたちが生み出しているさまざまは、可能性に満ち溢れている。
巨大名組織で階層構造という枠にはめられた個人ではとても想像できないような巨大な夢が一つ一つの技術には眠っている。
選んでしまった中小企業という選択肢。
日本の市場にいる7割がそんな人たちだと思う。
特に生コン工場に従事する多くの人たちはそんな愛すべき人たち。
中小企業が1番だね!
胸を張って隣人に豪語したいよね。
ぼくたちが日々作っている「それ」は一番身近な人たちを喜ばせている。
透水性コンクリートが舗装の標準になれば、
井戸の枯れた地下水系は元どおりに戻る。
路面温度は下がり温暖化も緩和される。
洪水も減る。
先週1週間は中小企業を選択した人の1人として、
改めて中小企業を1番と思えるような誇れる仕事をしたいと感じた。
やろうと思わなければそれは絶対に実現しない。
中小企業が1番になる社会。
宮本充也