長岡生コンクリート
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2020/02/28

「今からなんとか1m3出してもらえませんか?」0.5m3に魂を燃やせ!

「今からなんとか1m3出してもらえませんか?」0.5m3に魂を燃やせ!

夕方5時。「今からなんとか1m3出してもらえませんか?」。みんなそれぞれに事情がある。大体4時くらいには洗ってしまう生コン工場の事情。不意の発注もれなど現場の事情。働く人たちにも家庭の事情。お互い様。支え合おう。僕たちのモットーは「0.5m3に魂を燃やせ!」(池上さん報告)



今からなんとか1m3出してもらえませんか?

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今から何とか生コン1m3出してもらえませんか?夕方17:00の出来事。しかも現場は御殿場。
発注ミスで生コンが届かない。そんな困ったに対応しました。

(池上さん報告)



夕方5時。

工場は騒然としていた。

顧客からの1本の電話。

発注ミスで大変お困りになられていた。

どこの工場に電話をしてもすでに洗い終わっている時間。

色良い返事は得られないはずだ。

現場は御殿場。

長岡さくら工場からはもっとも遠い場所。

僕たちには断るという選択肢はない。

困っている人がいるなら助ける。

状況を整理する。

順番の担当ドライバーは働くお母さん。

家庭の事情がある。

「僕がいきますよ」

当意即妙にその場にいた池上さんが名乗りを上げる。

その日池上さんは都合がつく。

だから、支える。

誰にだって都合がある。

支え合うのが組織だ。

誰もがその場でほっとした表情を見せた。


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18:11分。

メッセンジャーで現場の様子が共有された。

現場の困ったはこうして解消されたようだ。

とある地方のとある生コン工場と建設現場での出来事。

誰にだって失敗(発注ミス)はある。

誰にだって都合(工場の事情、家庭の事情、他)はある。

誰にだって助けたい、役に立ちたいという思いがある。


そうした事情が交錯する。

「困ったときはお互い様」

こうした思いやりが組織を温める。


誰かの悪口を言ったり、「あいつばかりがおかしい」と陰口を叩いたり、要求ばかりをしたり。

そんな組織がある一方で、長岡さくら工場には自然と互いを尊重し助け合う風土が醸成されているようだ。

「なんとか1m3出してもらえませんか?」

僕たちのモットーは「0.5m3に魂を燃やせ!」

困った人がいるのなら。

たとえ、0.5m3だったとしても喜んで運びます。

それができる組織だから。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士