2018/01/11
「2018年セメント業界賀詞交歓会」

Conected Industry(コネクテッドインダストリー)をモットーに生産性革命にチャレンジしたい。そのために予算もつけるし製造業官民協議会などの組織も立ち上げる
賀詞交歓会ラッシュだろうか。
下手すると1年に1回ここだけでしか会わない。
そんなこともあるくらいなので、
嫌がらずに参加するようにしている。
毎年ご招待くださるセメント新聞社さん、
そして主催のセメント協会さん。
まことにありがとうございます。
生コンブログに利用させていただきます。
毎年恒例となっているが、
経済産業省
つづいて、
国土交通省
のおえらいさんの挨拶がある。
経済産業省のご挨拶を要約すると、
Conected Industry(コネクテッドインダストリー)をモットーに生産性革命にチャレンジしたい。そのために予算もつけるし製造業官民協議会などの組織も立ち上げる
出た。
生産性革命。
続いて国交省のご挨拶でも、
i-Construction
今年も行くぜi-Constructionということだった。
生コンにとっては本当にいい迷惑。
おねがいだから二つの行政で別々にやるんじゃなくて、
一緒にやってください。
生コン伝票の電子化もしかり。
その名前がいつの間にか
生コン情報の電子化
となり(これは伝票が経産省管轄だということに配慮して)、
それらも結局前に進まず、
できない理由ばかりが立ち込めている。
そんな中今度は経済産業省が、
生産性革命。
せっかくお二人並んで順番にご挨拶するんなら、
いっそ手を取り合って生コンのために真剣に考えてくれないかな。
というのがその場にいた生コン関係者の想いだったのではないか。
極めつけは、
勇気をもってチャレンジしてください!
と公務員さんから民間企業の僕たちにお説教があった。
ありがたく拝聴しました。
しかしつくづく思うのは、
生産性革命はお役人さんに言われてやるもんじゃないような気がする。
全体的に浮ついた雰囲気の賀詞交歓会だったと思う。
2020年に向けてセメント出荷は勢いを取り戻し、
特に東京をはじめとした首都圏は大型プロジェクトに沸く。
およそ800名以上の来場者の表情は一様に明るかった。
生コンといえば斜陽産業みたいな論旨ばかりをお披瀝しているが、
賀詞交歓会の会場にはそんな雰囲気はみじんもなかったように思う。
旧知の間柄の人たちの多くと、
「あけましておめでとうございます」
なんて挨拶を交わした。
生コン18年目。
さすがに知り合いも多くなる。
各位にとっても今年1年が実りある歳になるといい。
泣いても笑っても各位の今年の努力が、
2018年の生コン産業を形成し、
2020年、2025年以降の低迷する経済において、
生コン業の在り方をつくっていくのだから。
いよいよセメント、そして生コンの2018年は本格的に動き出した。