2020/03/02
【うるう年・4年に一回、特別な日の奇跡】
「あそこにいるの、◇◇君じゃない?」
毎日、日記をつけて10年以上が経つ。
3~4行の簡単なものなので、意外と続いている。
昨年の2月28日の記録。
「◇◇君が正式に退社、と周知された」とある。
あれからちょうど一年か...
思えばあれがきっかけだったかな、試験室長になったのも。
そんな想いを胸に、4年に一度の2/29。
いつもの如く代行試験へと赴いた現場でのこと。
型枠周辺で作業している若者が、あの◇◇君にそっくりなのだ。
よくよく眺めてみると、立ち居振る舞いまでもが似ている。(ように見えた)
着ている服装、漏れ出た声質、
腰からパンツがはみ出したりしてるのなんて、まさに彼⁉
当時の辞め方が突然だったので、正直心配していた...
・何か事件に巻き込まれたのでは?
・何か事故に巻き込まれたのでは?
・もしやエイリアンアブダクションではないのか?などなど。
今にしてみれば、20代前半の若者の行動。
自分だって思い返せば、無礼千万やっていた時分である。
彼のことを知るドライバーさんにも聞いてみた。
人によってその感想もまちまち。
「いやぁ、別人だよ」
「あぁ、似ているねぇ」
「そうかも知れない...」
結局、「組織がどうの」「個人がどうの」
などというのは、最終的にはどうでもいいこと。
2/29という特別な日に、過去の想いを振り返れたことに感謝。
それが彼であっても、彼でなくて別人であっても。
◇◇君、当時、君と共に仕事ができて楽しかった。
人生いろいろ。今後もお互い頑張り、楽しみましょう!
NR試験室 二見