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2017/06/23

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「立米車をなんと5台保有稼働」 立米車・小口・生コン

「立米車をなんと5台保有稼働」 立米車・小口・生コン

当社長岡生コンクリートではこの立米車をなんと5台保有稼働している


㎥、立方メートル。

りゅうべい、立米

と読むことは生コン工場に入職してから知った。

㎡、平方メートルはなんとなくへいべいと読むのは知ってたので、

なるほど、平米に対しての立米か、などと得心したことを今も覚えている。

そのりゅうべい。

りゅうべいしゃ

という言葉は一般におそらく知られていない。

㎥車

積載荷重2~3tの生コンアジテータトラックのことを、

立米車

と生コン業界では呼ぶことが多いようだ。

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なぜ、「立米車」というふうに呼ばれるようになったかいわれはわからないが、

おそらく2tや3t車だと密度2.3の生コンの場合1㎥前後しか運べない

そんなところが由来なのだろう。

立米車


ご存じの方も多いと思うが、

この立米車、実はものすごく貴重な存在になりつつある。

そも、生コン工場にとって1㎥しか運べない生コン車など不合理。

当社では「サービスカー」などと呼んでいる。

つまり、赤字覚悟の車ってことだ。

もちろん、ある程度の価格設定をさせていただいてはいるものの、

一人ドライバーさんをつけて運んで1回あたり1㎥しか運べない。

ビジネスとして成り立つわけがないのはなんとなくご理解いただけるだろう。


ただ、この車、お客さんサイドで考えると非常に重宝する。

なにせ住宅密集地などこのところ狭い現場が増えている。

そんな狭隘な現場で生コンを打設するとなると、

この立米車が非常に重宝するのだという。

これが需要サイドと供給サイドのギャップということになる。


当社長岡生コンクリートではこの立米車をなんと5台保有稼働している。

おそらく静岡県ではNo.1の保有台数なのではないか。

立米車は1台あるだけではなかなかはかどらない。

狭隘な現場の生コンとはいえ使用数量は1㎥を超えて2~3㎥なんてことも。

その場合、1台しかなければ当然現場での「待ち」が発生する。

それに比べて5台あれば「生コンを切らすことなく」供給できる。


ネコイラズ

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と合わせ技(※セドリ、背取りなどを併用)して、

この5台体制の立米車はお客様に非常にご好評いただいている。


もちろん、5台保有・稼働することで当社は潤うわけではないのだけれど、

それでもこのサービスを喜んでいただいて、

その他の工事でも当社をご愛用いただくお客様がいる限り。

立米車はだんだんメーカーも製造を見送ったりして入手そのものが難しくなっているが、

当社長岡生コンの長岡スタイルの象徴として、

今後もお客様の求めに応じて絶賛稼働の予定である。

引き続きネコイラズともどもご愛顧いただけましたら幸甚である。


宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士