2017/04/17
「生コン5つの質問」 新事業・新製品・新技術・セールス・GNN・リスク
とある工場がやっていることのまるぱくり。
GNNの良さの一つでもある。
「○○生コンがやっている△△はすごくいいことだから真似しよう」
これ、隣の生コン工場をまるぱくりすると、
「なんか、ぎくしゃくしちゃう」
ってなもんだけど、
山形県山形市の生コン工場がやってることを、
静岡県伊豆の国市の生コン屋がまるぱくりしたところで、
別にぎくしゃくもなんもないし、
お客様の側とてまったく気づかない。
「隣の生コン工場やってんじゃん」
みたいなことも言われない(笑)
5つの質問
今後当社はこれを始めることにした。
なにか?
Q1. ○○を利用される前はどのようなことでお悩みでしたか?
Q2. どうやって○○を知りましたか?
Q3. ○○を知ってすぐに採用されましたか? されなかった方は、どのような不安がありましたか?
Q4. 他にも似たような○○があったにもかかわらず、何(どの部分)が決め手となって当店を選ばれたのですか?
Q5. 実際に○○を利用してみていかがですか? 率直なご感想をお聞かせください。
※「○○」の中に製品やサービス等を当てはめる
例えば当社でいえば、「○○」の中身は、
・長岡生コンの生コン(新規のお客様の場合)
・透水性コンクリート「ドライテック」
・コンクリート打ち放し特殊補修
・再生生コン「エコン」
・インスタント生コン「俺の生コン」
・高流動埋め戻し材
・ベルトコンベアー搭載型生コン車「ネコイラズ」
...etc
などが当てはまることになるだろう。
現場を訪問したり成約・納品後のご挨拶の際に、
生コン5つの質問
をお客様に問いかけてみる。
すると、僕たちが持っている製品の、
本来の価値が浮き彫りになることだろう。
要は、
「なんでお客様が購入したのか」
購入動機をきちんと分析することができる。
このフォームに沿ってただお客様からヒアリングするだけ。
今週から当社はこれを始めることとなる。
これまでも数年数十年とお客様のキャッチボールをした結果、
現在の長岡生コンがある。
今後は生コンとはいえ顧客ニーズは多様化してくる。
そんな事業運営の中で意思決定をしていくときに、
この5つの質問がもたらす分析力は、
意思決定の上で非常に強い材料になっていくだろう。
さらに、
購入動機をGNN元気な生コンネットワークで共有する。
そうすれば、
新しく○○を新規事業として取り組もうとしている工場にとって強い参考になる
新製品などそうやすやすと売ることはできない。
ただ、GNNで共有することによって、
「誰かの経験をそのまま利用できる」
ということにつながる。
誰かの失敗はもう経験する必要はないのだ。
だから、比較的短期間で新規事業を成功させることができる。
これを提唱してくれたのは、山形のパンクな生コン工場、
これからGNNの主たる工場ではこの5つの質問を利用して、
取り扱い製品の本当の価値をあぶりだしていくことになる。
これから新規事業を始めようとしている生コン工場にとっては、
こうした僕たちの経験にGNNに加盟した直後からアプローチできるようになる。
IT×5つの質問
のおかげでよりスピーディーに変化をすることができるようになる。
生コン工場も選択しなければならない。
・変わらないリスク
・変わるリスク
どちらか、一つだ。
70年目を目前に控えた生コン産業。
答えは自明だ。
変化しなければ僕たちに居場所はない。