2019/01/03
「神戸市西区は泰慶 【生コン工場訪問 #1】
1人も同じ人間がいないように。いろんな生コン工場を訪ねて回ると、その工場ごとの個性があって、それは自分にない新しい何かの気づきを与えてくれる。ほんの些細なアイディアだけど、それはとっても値打ちのあるアイディア。そんな目線でよその工場を眺めてみる。
いろんな生コン工場に工場ごとの個性
不要になった扇風機をまさか試験室で発見するとは。こうして試験器具(キャッピング用のセル板)は乾かされ清潔に保管される。
試験後の供試体を柱にして鋼製型枠の置き場を組んでいる。
こちらは秀逸。不要になった椅子の車輪部を供試体型枠清掃時の腰掛けに取り付けることで快適作業。
生コン工場に訪問#1は泰慶(神戸市西区)
仕事柄いろんな生コン工場を訪ねて回る。
打ち合わせや見学会開催などが主目的で訪問するのだが、
特にそれほど注意を払わなくてもそこではそれぞれの個性を見出すことができる。
これはもちろん自社にとっての有益な気づきにもなるし、
こうしてWEBで記事として紹介すれば多くの生コン工場運営のヒントにもなるはず。
そもそもこうしていろんな工場の些細な工夫を紹介する取り組みはなかったはずだ。
#1 は兵庫県神戸市西区に操業する泰慶社。
コーポレートカラーはグリーン。
西区を走る緑色の生コン車が泰慶社のトレードマーク。
そして、社長も緑さん。
全ての職員が家族の一員のように力を合わせて生コンを操業している。
最寄りの駅は西明石駅。
日付変更線や、明石焼きなどの名物も楽しめる。
さらに、カードで生コン購入が可能な工場。
アメリカンエキスプレスと共同して生コンをカードで買える生コン工場という取り組みに同社はいち早く参入したことでも目立つ。
地元の小口客から絶大な信頼を勝ち取っている。
また、残コンで製造されたブロックでご当地の市場を切り拓いてきた実績もある。
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_356.html
今後GNN元気な生コンネットワークと連携して、
全国各地で安価に調達できるブロック(残コン由来)の販売プロジェクトが始まる。
いろんな工場にいろんな個性。
それぞれの個性を見逃さないようにしっかりと見つめて。
自分自身をしっかりと理解して生コンをその土地に届けたい。
生コンでいいこと。
宮本充也