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2019/02/18

新年度の建設業界の景色はガラリと変わってしまいそうだ|週刊生コン 2019/02/18

新年度の建設業界の景色はガラリと変わってしまいそうだ|週刊生コン 2019/02/18

今週(2019/02/18〜)の目玉は何と言っても生コンが送り出す新提案【即席液体埋戻し材】の全国各地における実証実験がスタート。これまであらゆる建設現場において悩みのタネだった埋戻し、そして残コン。それらがとあるアイディアで一斉に解決する。



大阪市水道工事、ほぼ全ての業者、全件で不正を確認(朝日新聞)|「世間よ、騙されるな。本質はこうだ」

https://www.nr-mix.co.jp/lquid/blog/post_31.html

この記事からも分かる通り。

建設現場における埋戻しってのは何かと厄介そうな存在。

氷山の一角という言葉がある。

大阪市で話題になった、

「埋戻し」

という工法。

ほんとは完璧じゃない。

仕様書に書かれていることは現実的じゃない。

裏側のそんな苦悩がにじみ出ている報道。

ここに、生コン工場が発信する新マテリアルが役に立つ。



「現場でさっと溶かすだけ」噂の【液体埋め戻し材】登場|GNN岡山

https://www.nr-mix.co.jp/lquid/blog/gnn.html

流動性埋め戻し材。

それは、生コンが届ける「生コンでいいこと」。

従来、固形物質(改質土、埋め戻し材)だったそれが、

水のような液体

に変身する。

音もなく空間を満たす。

翌日には人が歩けるくらいに硬化している。

最終的には転圧された土はおろか原地盤同等以上の強度を備える。

・材料投入

・転圧

に関わる作業が発生しない。

「現場でさっと溶かすだけ」

2月に限定的にリリースされ、現在フィードバックを収集しているところ。

3月よりこの価値日本国内を席巻する。



流動性埋戻材による【先行モルタル代替】で全て解消

そしてその価値。

なんと、埋戻しだけじゃない。

建設現場のもう1つの困り者。

残コン

の問題も解消しようとしている。


川端工業中村氏(モレステ)の監修も得て、

あらゆる圧送様式でも1:3モルタル同等異常の性能を有することが確認されようとしている。

その先行(誘導)材としての利用。

それはすなわち、もともと埋戻し材だから、

型枠の外にそのまま排出しておけることを意味している。

モルタルが現場から消える。

すると、残コンやアンコンプライアンス、労働災害が消える。

埋戻しとして活用できるわけだからプラスの負担もない。



本技術に関してもやはり多くの専門家の共感が介在している。

自分のためじゃない。

建設全般。

社会全体が明るくなるために。

絶対に裏切らない仲間たちとのものづくり。

それが生み出したミラクル。


このミラクル。

今週も全国各地で実証実験が行われて行くだろう。

生コンが生み出した新しい生コンでいいこと。

いよいよ新年度の建設業界の景色はガラリと変わってしまいそうだ。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士